高校3年生・Yuzuさんが語る「最後の夏」のフィリピン留学体験
初めてのフィリピン留学で、サマーキャンプ2025に参加した高校3年生のYuzuさんとそのお母さまと帰国後に直接お会いして、インタビューさせていただきました。
Yuzuさん(高校3年生)・お母さま
京都府在住
選んだコース:MIT5コマコース
留学体験インタビュー
出発前の気持ちときっかけ
✈️ 出発の朝、関空からマニラへ
初めての海外ひとり旅。関西国際空港からマニラへ出発!

「オンラインの先生に会ってみたい」
それが留学を決めたきっかけでした。
ゆずさん:
中学1年生の時から樫原先生の紹介でオンライン英会話を受けていました。
高校に入ってからもずっと続けていて、「実際にその場所に行ってみたら?」と声をかけてもらったのがきっかけです。オンラインでお世話になっていた先生にも現地で会えると聞いて、「会って話してみたい」と思って行くことを決めました。
お母様:
高校3年生の春か夏が、最後のチャンスかなと思っていました。それまでずっと忙しかったので、ちょうどタイミングが合って「行ってみようか」と声をかけました。
フィリピン到着と生活
「楽しみ」と「不安」が半々。
初めての“ほぼ一人”の海外。
ゆずさん:
4月に行くと決めた時はすごく楽しみでした。海外に行くということ自体が初めてに近かったので。でも、8月が近づくにつれて「ちゃんと行けるかな」と不安も出てきました。
家族旅行以外で海外に行くのは初めてで、ほぼ一人旅のようなものだったので、緊張していました。
フィリピンのイメージは「雨季」。
そして実際に、毎日が“本気の雨季”。
ゆずさん:
オンラインの先生から「8月は雨季だよ」と聞いていたので、あまり観光地のイメージとか治安のことは考えていませんでした。でも行ってみたら、本当に毎日すごい雨で(笑)。
台風が来てるのかと思うくらいの土砂降りで、「これが雨季なんだ」と実感しました。結局、外に出るのは最後に家族が来た時くらいで、ほとんどの時間をアカデミーと宿舎で過ごしました。

雨の中でも美しい街並みに、歴史を感じました。
授業と学び
授業は「文法」と「長文読解」。
英語だけの授業に、最初は不安。でも後半は楽しかった。
ゆずさん:
授業では文法と長文の教科書を使って、交互に進めていきました。どちらも中学・高校で習ったことの復習が中心でした。
最初は「全部英語で説明されるけど、わかるかな…」と不安だったけど、先生の説明がとてもわかりやすくて、単語も知っているものが多かったので大丈夫でした。後半になると、授業が楽しくなって、英語にもどんどん慣れていきました。

MIT Academyの明るくフレンドリーな雰囲気が印象的でした。
現地で感じた成長
グループレッスンでは、
“言われたことを言うだけ”から“自分から話す”へ。
ゆずさん:
最初のグループトークでは、言われたことに答えるだけで精一杯。でも、慣れてくると自分から雑談したり、相手の話を聞いたりできるようになりました。
「英語で話すのが怖くない」っていう感覚をつかめたのが、一番の変化だと思います。

宿題は“多め”。
でも、やりきったことで得られた充実感。
ゆずさん:
宿題は授業で習った文法を使って、授業でできなかったワークをやる感じで、文法なら「この文法を使って文を作ってきて」、長文なら「ここからここまで解いてきて」といった形でした。
量は多めで、ちょうどいい時もあれば「え、これ全部!?」と思う時もありました(笑)。でも、日本にいる時よりもずっと勉強時間が多くて、集中して取り組めたと思います。
一番の成長は「英語を話すことへの抵抗がなくなった」
ゆずさん:
学校ではほとんどフィリピン人講師やスタッフとのやりとりがメインなので、英語を使わざるを得ない環境でした。
そのおかげで、話すことにも聞くことにも抵抗がなくなりました。コミュニケーションを取ること自体が楽しくなって、「間違えてもいいから話してみよう」という気持ちに変わりました。
お母様:
本当にその通りで、留学を終えてからの娘を見ていると、英語でのコミュニケーション力がすごく上がったと感じます。たった2週間でしたが、大きな変化でした。
留学を終えて思うこと
留学を通して感じたこと、そしてこれから。
今後、いろいろな国へ旅行に行った時に現地の人と話したり、道を聞いたりできるようになりたいです。
あと、日本でも外国人の方に何か聞かれた時に、自然に対応できるようになりたい。
将来も、英語を使う仕事に関わっていけたらいいなと思います。

フィリピンの明るさと温かさを感じる風景。
「怖い」「行かなくてもいい」と思っていた自分に伝えたい。
― 行ってよかった。
ゆずさん:
高校1年の頃から母に誘われていたけど、ずっと心の中で「ちょっと怖いし、行かなくてもいいんじゃない?」と思っていました。
でも実際に行ってみて、「行ってよかった」と本当に思います。
行ってみないとわからないこと、成長できないことがたくさんあると感じました。
迷っているなら、なるべく早く、できるだけ長く行くのがおすすめです。
保護者の視点
お母様の視点から
お母様:
正直、最初は心配ばかりでした。現地の事件のニュースもありましたし、やめようかと悩んだ時期もありました。でも、現地でのサポートがしっかりしていたおかげで安心して送り出せました。
行く前は不安しかなかったけれど、帰ってきた今は「行かせてよかった」と心から思っています。
編集後記
ゆずさんが語った「怖かったけど、行ってよかった」という言葉には、実体験からくる強さがありました。
オンラインで始まった英語との出会いが、リアルな成長へとつながった2週間。
同じように「少し怖いし、自分には必要ない。だけど、語学留学に興味はある。」という方もぜひご参加お待ちしております。
この記事を読んでサマーキャンプ・スプリングキャンプに興味を持ってくださった皆さんも、下記より最新のキャンプのご案内をご覧ください。











