日本人教師のグループレッスン受講で注意すべき点

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日本人教師のグループレッスンだけでは”教材の量”が足りない

日本人教師のグループレッスンは、少ない教材・記事を徹底的に深掘りすることで、英語学習の方法を確認を行い、留学生のみなさんが独学で行う英語学習の品質を保つために行っています。

狭く・深くの勉強方法ですので、当然これだけでは駄目です。

日本人教師のグループレッスンだけでは”教材の量”が足りません。日本人教師のグループレッスンはあくまでペースメーカとして考えて下さい。

ですので、バックワイズで学習しているみなさん自身でレッスンで使用しない記事を自習学習で進めていただく必要があります。

特に重要なことなので強調しますが、日本人教師のグループレッスンで出される宿題のみをこなしているだけでは、英語力はあまり伸ばすことは出来ません。

日本人教師のグループレッスンで出される宿題のみをこなしているだけでは、英語力はあまり伸ばすことは出来ません。

独学で行うべき教材の進行量の目安

基本的な英文の進行量の目安: 日本人教師のグループレッスンで使用した教材・記事に加えて、グループレッスンで進んだ量の3倍から5倍の教材

上記の3-5倍の教材量を自分自身で進めることをお勧めしています。

例)日本人教師のグループレッスンで記事を4記事取り組んだ場合には、自分自身の学習で12-20記事は取り組むようにしましょう。

下の写真はTOEIC990点満点を取得された方が取り組んだ参考書です。教材の多さに圧倒されますね。

本日TOEICの卒業証書が送られてきましたので一人卒業式を執り行いました。 「ボクシングにラッキーパンチはない!!結果的に偶然当たったパンチにせよ それは練習で何百何千と振った拳だ」という“はじめの一歩”から引用した式辞に涙しました。 https://twitter.com/BDk48m/status/1777295415471440020/

バックワイズでの学習時間の目標

バックワイズ留学中には、学習量の時間的な目安として、下記を目指して下さい。

  • 20代の方は平日1日10時間以上の勉強量
  • 30代の方は平日1日9時間以上の勉強量
  • 40代の方は平日1日8時間以上の勉強量

※この学習時間にはバックワイズでのレッスン時間も含まれています。

※年齢が高い人ほど学習の持続力が落ちています。年齢が高い人ほど優先順位をよりはっきりと決めて学習に取り組んでください。

勉強時間の中身について

下記の学習内容は平日は毎日こなすようにしてください。

  • 2時間以上のリスニング学習 ※「区間再生」「速度調整」は必須
  • 50回以上を目標に辞書を引く。※不明の英単語・英語表現を、また発音記号・フォニックス・音節について調べる。

短期間で英語力を伸ばしたい方はマンツーマンレッスンを2コマにしましょう

※この項目は留学期間が5週間以上の方々に向けて書いています。

「英文法の学習」「TOEIC LR試験対策」、これらはフィリピン人教師のレッスンとは相性が悪いです。

「短期間で中学・高校英文法を習得したい」「短期間でTOEIC LR試験の点数を上げたい」という場合には、マンツーマンレッスンは2コマ(発音矯正・MS)にしましょう。

グループレッスンの受講も不要だと考えている場合には無くして下さい。グループレッスンは、英会話の練習や息抜きになると思える場合にはそのまま受講を続けてください。

中学英文法習得/高校英文法初級クラスの学習目標

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」「Basic2400」の2冊の学習を出来るだけ早く終わらせて下さい。

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版の学習目標

「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」までを出来るだけ早く1周してください。

目安として日本人教師のレッスンで扱う2-3倍の記事※を毎週進めて下さい。※日本人教師がレッスンで使用する記事を含めて。

Basic2400の学習目標

Basic2400の学習に関しては1週間で10-20記事※を目安に進めてください。※日本人教師がレッスンで使用する記事を含めて。

Basic2400はPART2 Section3の終わり、記事80: “I’m interested in your country. (3)”まで終わらせたら1つ上のクラスにレベルアップ可能です。

Part3以降に関しては、レベルアップ後に「高校英文法習得/TOEIC600点突破クラス」の合間に取り組んでください。

TOEIC LR試験 3ヶ月で200点以上点数を上げたい方へ

特に短期間でTOEIC LR試験の点数を大幅に高めることを目指している方は、“薄く広くの勉強法”も意識してください。

日本人教師のレッスンで行っている狭く深くの勉強法は、英会話や英作文能力を伸ばすのには非常に効果的です。

一方、TOEIC LR試験の点数を短期間で上げる試験対策からは少し逸脱しており、点数を上げることに特化した学習法では有りません。

TOEIC LR試験対策に特化することにはなりますが、短期間で点数を上げるためには、試験対策が必須です。

3ヶ月でTOEIC200点アップさせるには、薄く広くの勉強法を取り入れる必要が有ります。

薄く広くの勉強法、学習量の目安

(注意)ここで紹介している教材の進行量は、教材1冊に特化した場合の進行量です。

複数の教材に取り組んでいる場合には、当然その分だけ進行量は減ります。

増補版 TOEIC®L&Rテスト出る語句1800+

1日10記事を進めて平日5日間で50記事を進める。

これを5週間続けて、250記事を終わらせる。

1周だと定着しないので、2周目は1日20記事でさらに速度を上げて取り組み、2周目は13日(約3週間)で終わらせる。

これで8週間でTOEICテスト出る語句1800+を2周させることが出来ます。

フィリピン人教師とのMSレッスンでは使用したいと思った表現が載っている記事を選んで使用する。全部は使用しないで良い。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

Listening Partであれば、1日3記事から4記事を目安に進める。

Part3には13の英文(39問)、Part4には10の英文(30問)があります。

1日3記事のペースであれば、8日で終了させることが出来ます。

1周だと定着しないので、2周目は1日6記事でさらに速度を上げて取りくみ、2周目は4日で終わらせる。

これで3週間でListening Partを2周させることが出来ます。

薄く広くの勉強法の短所・注意点

このように薄く広く、そして速く学習を進めるのがTOEIC LR試験対策には極めて効果的です。

ただし、この薄く広くの勉強法では英会話・英作文能力はほぼ伸ばせません。

その対策として、フィリピン人教師とのMSレッスンで使用したいと思っている表現が載っている記事を選び、英会話・英作文を伸ばすようにしてください。

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