ワーホリは英語力がなくても大丈夫?現地に行けば英会話はなんとかなる? – ワーホリ前の事前学習に関して

(記事の執筆者)この記事の執筆者は「3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる」フィリピン留学の語学学校バックワイズの共同代表、そして大人の英語学び直し・オンライレッスンのハルヨン代表のはるじぇー @HAL_Jです。

語学学校バックワイズ
目次

海外に住めば自動的に英語が話せるようになる

すくすくそらまめ2 マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記より

アメリカに住んで
アメリカの食品食べて
アメリカの空気吸ったら
自動的に英語が話せるようにならないかなー
なりませんでした。

すくすくそらまめ2 マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記より

もしかして海外に行けば自動的に英語が身につけられると思っていますか。

留学エージェントやワーキングホリデーのエージェントはもしかしてそのような甘い言葉「海外にいけばなんとかなりますよ」、というようなことを言うかもしれません。

最近であれば、カナダのCo-op留学、学生ビザのなかで有給インターンシップに挑戦できる留学制度もワーキングホリデーと同様に注目されています。

ただこのCo-op留学も実態としては従来のワーキングホリデーと非常に似通っていますので、本記事の内容を是非参考にしてください。

「7割くらいの留学生は英語が話せないまま帰ってきますよ。」

海外に住むだけで英語が話せるようになると思っている人へ
「7割くらいの留学生は英語が話せないまま帰ってきますよ。」

https://twitter.com/koalaenglish180/status/1385844551370219528

私がフィリピン留学で見ている範囲では実は7割でも少なく、英語圏で数ヶ月を過ごした語学留学生の8-9割はまともに英語を話せるようにはなっていませんでした。

最初は頑張って他の国籍の生徒と交流しようとするのですが、結局英語力が低すぎて日本人だけと交流して終わる人が大多数でした。

また、英語力が低いことで不当な扱いを受けている話もワーキングホリデーに関しては報じられています。

豪州「ワーキング・ホリデー」7割近くで最低賃金以下の報酬

最初にショッキングなNHKニュースを紹介します。

就労ビザがなくても外国に滞在して働くことができる「ワーキング・ホリデー」が日本で始まってからことしで40年。日本からの渡航者は対象が23の国と地域に広がるにつれて増え、年間およそ2万4000人にのぼっています。

このうち半数近くを占めるオーストラリアでの就労状況について、渡航者の支援団体が経験者およそ200人に尋ねたところ、7割近くが最低賃金以下の報酬で働いたことがあり、このうち75%が雇い主への抗議などをせず泣き寝入りしていたことがわかりました。

(中略) 66%にあたる131人が最低賃金以下の報酬で働いたことがあり、このうち75%が「期間が決まっているので耐えられると思った」とか「仕事を失うことを恐れた」などとして雇い主への抗議などをせず泣き寝入りしていたことがわかりました。

また、雇用契約を結ぶ際契約書や同意書がなかったと回答した人が全体の39%、法律で義務づけられた給与明細を提供されたことがないと回答した人が28%にのぼるなど、日本からの渡航者が厳しい労働環境に置かれている実態が浮き彫りになりました。

(NHKのニュース 2020年1月27日より) 元記事は削除 

なんとワーキングホリデーをする70%近くの人たちが不当な扱いを受けているのです!

こういった不当な扱いを受ける背景の1つとして「ワーキングホリデーをする人たちの英語力が低すぎて契約書の内容を確認できない」という事情が有ります。

ワーキングホリデー層、Co-op留学層は英語力が低い傾向が有る

海外で生活を送るための手段として人気の制度に、ワーキングホリデー(以下ワーホリ)が挙げられます。

ワーホリには18歳〜30歳までという年齢制限がありますが、若いうちに海外での暮らしを経験したり、語学力を伸ばしたりするために、毎年多くの人たちがワーホリを行なっています。

また記事最初で述べたCo-op留学(年齢制限がなく、31歳以上でも可能)もワーキングホリデーに代わる選択肢として注目されています。

しかし悲しいことに、ワーキングホリデー協会という、ワーホリに関するデータを調査している団体から「ワーホリで海外に行く日本人の英語力が著しく低い」という実態が発表されました。

では「低い英語力」でも、ワーホリを満喫できるのでしょうか。

(注意)留学エージェントは事実かどうか定かでない内容を伝えてきます

留学エージェント StudyIn代表 田中彰太氏による投稿

日本人はすでにオーストラリアへ出稼ぎに行っている。最低賃金2,100円(現レート 2022年9月10日)、週末はダブルペイで時給4,200円、労働時間も無制限です。

バイト週5日で50万円以上稼ぐ人もいます。バイトで年収600万です。

安い日本へ外国人が出稼ぎにくるインセンティブは無くなってしまった。

https://twitter.com/shotalabによる投稿

上記の内容は2022年9月10日に投稿。その翌日に不正確な内容に対する批判が殺到してこの投稿は削除されました。

ダブルペイはそもそも祝日だけで週末には適用されないし、賃金が高いところは物価が高いという話も無視しています。

NHKのニュースでは豪州「ワーキング・ホリデー」7割近くで最低賃金以下の報酬と伝えられていました。そういったワーキングホリデーで苦労している人たちの現状を無視して、”煽る”内容であったため上記のツイートは炎上しました。

StudyIn代表は現場の仕事を真面目にしていないから不正確な情報を発信するのでは?と今回の炎上の件で過去のこのツイート内容を思い出しました。

英語が伝わらず苦労したという人は全体の83%

話を戻します。ここからより具体的にワーキングホリデーをする方々の実態について見ていきましょう。

ワーキングホリデー協会出典
出典:ワーキングホリデー協会

ワーホリをした人を対象にしたアンケートでは、現地に行ってから「英語が伝わらず、苦労した」と回答した人が実に83%もいます。

ワーホリ経験者の中には、英語ができなかったことが原因で「働きたい場所で働けなかった」「友人があまりできなかった」と後悔する人が多くいるのです。

なんと26%の人がアルファベットすら理解していない。低すぎるワーホリ参加者の英語力

実際にワーホリに参加する人は、どの程度の英語力で現地に向かうのでしょうか?

以下のグラフをご覧ください。

alphabet
出典:ワーキングホリデー協会

なんとワーホリ参加者の26%もの人が「アルファベットを理解していない」と回答しています。中学1年生に満たない英語力でワーキングホリデーに行っているのです。

仕事で困らない英語力を身に着けているのはわずか13%

さらにワーキングホリデーをする方々の英語力に関する細かいデータを紹介します。

  • アルファベットが全ていえる…74%
  • be動詞を使った文章が作れる…73% ※中学1年生レベル
  • 簡単な自己紹介ができる…77%
  • 関係代名詞などを使った文章を作れる…44% ※中学3年生レベル
  • 英語で道を聞ける、教えられる…39% ※高校1年~2年レベル
  • 外国人と問題なく意思疎通できる…13% ※TOEIC600点~TOEIC800点、英検2級~英検準1級レベル
  • 英語の新聞を問題なく読める…1% ※TOEIC800点、英検準1級レベル
  • 洋画を字幕なしで理解できる…2% ※TOEIC900点超、英検1級レベル

海外で不自由なく生活するためには、外国人と問題なくコミュニケーションが取れる程度の英語力が必要です。

仕事で困らないレベルというと、「外国人と問題なく意思疎通できる…13% ※TOEIC600点~TOEIC800点、英検2級~英検準1級レベル」の水準が理想的には到達しておきたいレベルです。

しかし、多くの人がその基準よりもかなり低い英語力でワーホリを行なっていることがわかります。

海外で生活をする最低ラインの英語力を「英語で道が聞ける」こととすると、61%もの人がその水準にすら達成せずに、ワーホリをスタートさせていることになります

さらに「外国人と意思疎通ができる」に至っては87%の人が到達していません。現地での生活では身振り手振りでやり過ごしていたり、日本人とだけ交流している生活が想像出来ます。

この調査の結果から、ワーホリ中に英語が通じずに困った経験をしている人が多い理由は、そもそも英語力が不足している状態で現地に行っていることが原因だと思われます。

英語で仕事がするにはTOEIC何点から?

ワーキングホリデー終了後に日本で英語を使った仕事をしたい方向けのデータも合わせて紹介します。

英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019年度を見てみると、TOEIC L&R試験の点数帯毎にどのような業務ができるのかがまとまっています。

(上記画像の右項目)TOEIC L&R試験の点数に応じた英語スキルは下記になります。

  • TOEIC800点以上…通訳なしでの海外出張に一人で行ける、海外赴任できる
  • TOEIC600-800点未満…簡単な業務連絡などが出来る、取引先/海外支店とメールでやり取りが出来る
  • TOEIC600点未満…挨拶ができる

ワーキングホリデーをする層の大多数はこのTOEIC600点未満のグループに所属しています。

このTOEIC600点未満の英語力ですと、簡単な英会話で仕事をするのも実際難しいです。

英語を使った仕事をしたいのであれば最低TOEIC600点まで到達しましょう。

ワーキングホリデーでの就労を通じて、TOEIC900点超えた実例を紹介

お勧めのワーホリプランとしては、ワーホリ開始前に最低TOEIC600点に到達して、その後に仕事中に英語を使うことでワーキングホリデー中に英語力を高めるというものです。

チヒロさん ワーキングホリデーでカナダに滞在

写真のチヒロさんはワーキングホリデー前にフィリピン留学をして英語力を高めました。

名前: Chihiroさん
職業、年齢: 20代、その他
フィリピン留学での準備期間: 12週間(約700時間の学習)
開始時の英語力: TOEIC600点(L350 : R250) ⇒ (留学終了時)TOEIC760点(L450 : R300) ※160点up!

そしてフィリピン留学後のカナダでのワーキングホリデーをされました。

ワーキングホリデー終了後にはTOEIC900点超え、英検準1級の英語力まで到達し、日本に帰国後は商社への就職を決められました。

事前学習をしっかりとしてワーキングホリデーに挑戦すればここまで英語力に到達できるのがワーキングホリデーです。

ワーホリ前に到達しておきたい英語力の基準

ここからワーキングホリデーを開始するまでに到達しておきたい4つの目標について紹介していきます。

  • 事前に到達しておきたい目標1. 中学英文法の習得
  • 事前に到達しておきたい目標2. 高校英文法までの習得
  • 事前に到達しておきたい目標3. TOEIC600点以上、英検2級
  • 事前に到達しておきたい目標4. TOEIC800点以上、英検準1級

事前に到達しておきたい目標1. 中学英文法の習得

アルファベットが怪しい人は中学1年生レベルから学び直しましょう

すでに述べたように、ワーキングホリデーをする層ですと、4人に1人がアルファベットの理解が怪しいです。

alphabet
出典:ワーキングホリデー協会

アルファベットが怪しい人は中1英語の参考書から学び直しましょう。

本当の初級者の場合、pとq、bとdの識別が出来ないことも有ります。私は過去にそういうアルファベットが怪しい方向けの学習指導を行った経験が有ります。

そういう方は見栄を張っても仕方がないので、アルファベットの書き取りから学びなおしましょう。

下記は中学1年生向けの参考書の冒頭のページです。

中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

上記の画像は下記の中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版のものです。まずはここから学び直しましょう。

英語は現地に行って学ぶから大丈夫です?

英語で英文法を学ぶのは極めて難しいです。日本国内で高校英文法までを浅くでも良いので一通り習得しておくべきです。

例えば、下記は中学2年生水準のやさしい英文法の説明になりますが、理解できますか。

“Gerunds”は動名詞、“Infinitive”は不定詞です。

日本語だと一瞬で分かりますが、英語で英文法を説明されると厳しいですね。

他にも「現在完了形」「受動態」「未来時制」「自動詞と他動詞」などを英語で説明されても、大多数は理解出来ません。上級者になってやっと理解出来ます。

実際、 “Gerunds”は動名詞、“Infinitive”は不定詞といった専門用語は語学学校の中でしか使いません。日常生活では全く使用しない言葉ですし、TOEIC LR試験や英検にも出題されることは有りません。

さらに残念な話をすると、日本の英文法参考書の方がはるかに質が高いので、苦労して英語で英文法を学ぶのは時間と労力の割にリターンが極めて少ない学習であると言えます。

英語で現在進行形について学ぶ

英語力が初級者の方は見ただけでクラクラするかと思いますが、残念なことにこれが初級レベルの教材です。

こういったストレスフルな教材で学ぶよりも、日本で販売されている分かりやすい参考書で学ぶ方が圧倒的に効率的です。

中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

日本語で書かれているのでとても分かりやすいですね。

中学3年生レベルには過半数が到達していない

もう少しレベルを上げて中学3年生レベルの英文法について見てみましょう。

中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版 関係代名詞

関係代名詞などを使った文章を作れる…44% ※中学3年生レベル

関係代名詞は中学3年生の参考書に登場します。アンケート結果を見ると、中学で学ぶ英文法も約半分の人たちが十分に理解出来ていないです。

こういった方々も中学英文法から学び直しましょう。

最低限中学3年生で学ぶ英文法参考書を終えられましたら、最低限のやり取りを英語で出来るようになります。また、英語学習に対するアレルギーも無くせます。

中学英文法と中学英単語に関する詳しい学習法に興味がある方は下記の2つの記事内容を確認下さい。

(英文法に関する学習法記事)…中学英文法の学び直しにお勧め参考書…中1英語、中2英語、中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版
(英文法を学んだ後は英単語・英文読解・リスニング学習)…中学英語の学習…英単語・英文読解・リスニング学習でお勧めの参考書と使用上の注意点に関して

事前に到達しておきたい目標2. 高校英文法までの習得

出来れば目標(2) 高校英文法を一通り習得(≒TOEIC500点前後、英検2級)まで到達してからワーキングホリデーを開始することが望ましいです。

この水準に到達していないと、以下の動画のような水準の英会話しか出来ませんので。

高校英文法についての理解が不十分な方の英会話はだいたいこの動画のレベルです。

コントにしていていますが、初級者の要素をよく押さえている動画です。

第5文型※が英会話では理解できない点など、初級者あるあるです。※第5文型(SVOC) “What makes you happy?” ※動画 0:08の箇所

なお第5文型(SVOC)は中学3年生が学ぶ内容になります。

中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版 SVOCの第5文型に関して

ワーキングホリデーを開始する時点で、目標(2) 高校英文法を一通り習得(≒TOEIC500点前後、英検2級)に到達していないと、基本的な英会話や英文読解をこなすことが出来ません。

高校で学ぶ英文法の知識を一通り身につけた平均的な大学生の英語力がTOEIC500点前後。英検では準2級。まずはこの水準にワーキングホリデーに出発する前に到達することを初級者は目指しましょう。

事前準備の期間が短く、この目標に到達するのが難しい場合には、ワーキングホリデーを開始する時期を再検討した方が良いかもしれません。

最低限この水準に到達していないと現地で本当に苦労することになりますので。

事前に到達しておきたい目標3. TOEIC600点、英検2級

充実したワーホリ生活を送るためには、最低でも「英語で道を聞けるくらいの英語力」が必要です。

それ以下の英語力では、外国人の友人が作れなかったり、仕事先を見つけられなかったりと、生活していく上で弊害が多くあると考えられます。

TOEIC600点の水準に到達していると、例えば下記のスーパーの青果物(Produce)に書かれている注意書きを読み込むことが出来ます。

オーストラリア・メルボルンで撮影※画像をクリックすると拡大されます。

この注意書きを読めるくらいの英語力があれば、日々の生活を送る中で新たな英文法・英文読解を学んで語彙を増やせます。

この英語の注意書きを読んだ瞬間に「あ、自分には読めない」と諦める英語力だと、日常生活を送っていても英語力は高められないです。

こういう人だと、ワーホリで海外に訪れたのにもかかわらず、日本人とばかり過ごしていては、英語学習の機会が少なくなってしまいます。

ワーホリに行く方の多くは、英語力の向上を目的としていると思います。最低限の基礎力がないと英語圏の国で暮らしていても、英語は出来るようにはなりません。

英語圏での生活も別に暮らすだけならなんとかなってしまうというのも有ります。

すくすくそらまめ2 マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記より

“Paper or Pastic?” と 後は指差しやジェスチャーで暮らせちゃいます。

ただ、このような生活を送っていると当然英語力は全く上がりません。それでは貴重なワーホリの時間を無駄にしてしまうことになります。

そのためまずは「英語で道を聞けて、案内もできる」くらいの英語力を目指してください。

この水準をTOEIC試験で表すと、TOEIC600点相当の英語力です。英検だと2級水準です。

これらのレベルまで到達すると、英語で簡単なコミュニケーションを取れるようになるので、日本人以外の友人も作りやすくなるでしょう。

そうなると英語を話す機会がどんどん増えていくので、加速度的に英語力を伸ばしていけるはずです。

そもそもTOEIC600点に到達していない人は、高校までの英語の基礎が身についていません。

そのような状態で英語圏での生活を満喫するのは難しいでしょう。

ワーホリ中に英語ができなくて後悔しないためにも、まずはTOEIC600点の取得を目指して英語を勉強するのが合理的な選択だと思います。

TOEIC600点、英検2級は履歴書にも書ける資格

TOEIC600点、英検2級は履歴書に書いて評価される点数でも有ります。

特に社会人の場合だとTOEIC600点は評価される資格です。

「ワーキングホリデーは遊んできただけ」と企業の人達が考えるのは、1~2年も海外にいたにも関わらず、仕事で必要になる最低限の英語力(TOEIC600点)に到達していない人たちが大多数であるためです。

ワーキングホリデーが終わって帰国してから英語を使った仕事をしたいと考えている場合、あらかじめTOEIC600点を取得しておけば、海外現地で「TOEICの試験勉強をしなくちゃ…」と焦る必要も無くなります。

また、TOEIC600点まで到達している人であれば、さらに高いレベルであるTOEIC700点、TOEIC800点までワーキングホリデーの生活中に伸ばすことが出来ます。

下記の記事にTOEIC600点に到達するための学習方法が有りますので、参考にしてください。

(英語学習法の紹介) TOEIC600点達成するための英語学習戦略 / TOEIC600点の難易度・取得割合、メリットと評価、出来るようになることも紹介

事前に到達しておきたい目標4. TOEIC800点、英検準1級

外国人と問題なく意思疎通できる…13% ※TOEIC600点~TOEIC800点、英検2級~英検準1級レベル
英語の新聞を問題なく読める…1% ※TOEIC800点、英検準1級レベル

ワーキングホリデーをする人たちの上位1%に所属するのが、このTOEIC800点以上の方々です。

TOEIC800点以上の英語力ですと、あとはどれだけ上手く現地の文化・働き方に適応していくのかという英語力以外の能力が見られます。

Native English Speakerと比べると、まだまだ英語力に課題を感じるかもしれません。でも、このワーキングホリデー開始前からTOEIC800点に到達できる勤勉な学習者であれば、現地で長く暮らしていれば英語力は自然と上がっていきます。

お金と時間に余裕がある人であれば、TOEIC800点以上の英語力に到達してからワーキングホリデーに行くと、ワーキングホリデーの成功例として上記で紹介したチヒロさんのように、極めて高い水準の英語力に到達することが出来ます。

そのため理想的には下記の体験談のように、この目標(4)まで到達してからワーキングホリデーに行かれるのがお勧めです。

(語学学校バックワイズ・事前学習の体験談) 将来の留学に備え、1,000時間以上の基礎固めの英語学習を日本国内でやり遂げたリサさん

(まとめ)ワーホリ中に英語力を伸ばすためには

4段階の目標を提示しましたが、ワーキングホリデーをこれからする人が目指すべきは「事前に到達しておきたい目標3. TOEIC600点以上、英検2級」です。

英語力を伸ばすことを目的に、ワーホリを検討している方も多いことだと思いますが、英語の基礎が十分に固まっていない状態(TOEIC600点未満)で海外現地に行っても、なかなか英語力は伸ばせません。

なぜならTOEIC600点未満の人は、英語の基礎学習に割く時間が圧倒的に足りておらず、それでは効率的なアウトプット(英会話・英作文)ができないからです。

TOEIC LR試験と英会話能力の関係

ここで参考までに、TOEICの点数と英語力の相関を簡単に紹介します。

TOEIC200点レベル……中学英語がほとんど身についていないので、短時間の自己紹介すら難しい。名前くらいしか言えない。

TOEIC350点未満のレベル……中学英語を少しずつ習得してきているが、複雑な文法になると理解が追いつかない。英語を話す時でも、うまく話せなくてついつい日本語が口から出てくる。

TOEIC350点~450点未満のレベル……中学英語はほとんど漏れなく理解できているレベル。高校英文法も浅く広く理解できている。英会話は自己紹介くらいならスムーズにできる。ただし、英会話はまだ英単語を繋げて話すのがやっと。

TOEIC450点~600点未満のレベル……高校までの英文法や単語はほとんど習得できているが、まだ漏れがある。少しずつ長文を読んだり聞けるようになってくる。英会話は文章で話すことがゆっくりならできる。

TOEIC600点以上のレベル……高校英語を漏れなく理解している。簡単な日常会話ができるようになる基礎力がある。速さや正確さには課題があるが、TOEIC600点の基礎力があればそれらは現地で生活していく中で改善出来る。

上記からわかるように、英語で円滑なコミュニケーションを取るための土台作りとして、出来ればTOEIC600点レベル、最低でもTOEIC450点の英語力を身につけておくことを強くお勧めします。

TOEIC600点に到達していなくても、ワーホリ先で英文法や英単語の学習をしながら、それと並行してアウトプット(英会話)の機会をたくさん設ければ良いのでは?と思う方もいるかもしれません。

でも、慣れない海外の地で生活をしながら継続的に英語学習を行うのは、簡単なことではないです。

そもそも英語で十分にコミュニケーションが取れなければ、現地で仕事を見つけることすら困難です。

意気揚々とワーホリに挑戦したはいいものの、英語力が低すぎて日本食レストラン(通称ジャパレス)でしか働けずに、仕事でもプライベートでもかかわるのは日本人ばかりという人も多くいます。

一見すると遠回りに感じるかもしれませんが、ワーホリ前には英語学習のみに集中して、最低限の基礎を身につけておいたほうが、遥かに効率よく英語力を伸ばせるでしょう。

基礎が十分な人であれば話は変わってきます。TOEIC600点以上で基礎が身についている状態であれば、ワーホリ中にたくさん英語を使うことにより、英語でのコミュニケーション能力が向上するはずです。

このレベルまで到達している人は、英語力をさらに伸ばすためにワーホリを検討しても良いかもしれません。

まとめると、

・TOEIC600点未満の人は、ワーホリをする前に高校レベルの英語を身につける
・TOEIC600点以上の人はワーホリに挑戦し、英語をブラッシュアップする

という選択をおすすめします。

TOEIC600点到達までに必要な学習時間

【TOEIC LR試験 100点を上げる勉強時間の目安】
200点から300点 ⇒ 300〜400時間 ※英語力ゼロの状態から開始する場合、さらに時間がかかります。
300点から400点 ⇒ 300〜400時間 ※345点以下の方はさらに時間がかかる可能性有り。
400点から500点 ⇒ 250〜300時間
500点から600点 ⇒ 250〜300時間
600点から700点 ⇒ 250〜300時間
700点から800点 ⇒ 500〜600時間
800点から900点 ⇒ 500〜600時間

上記がTOEIC LR試験で100点得点を上げるのに必要な時間です。

現時点でTOEIC350点の人(中学3年~高校1年水準の英語力の人)がTOEIC600点に到達するのに必要な時間は800時間~1,000時間です。1日3時間の学習をした場合、8ヶ月~約1年は必要です。

ワーキングホリデー開始の1年前には英語学習を開始する必要が有ります。

また、フィリピン留学で集中的に学習をすればこの期間を1/3に、4ヶ月前後に縮めることが出来ます。

学習時間関する注意事項

学習時間に関して1つ注意する必要が有ります。

専門家の指導がなく独学で学習計画を立てた場合、だいたい迷走しますので、その場合にはここで書かれている時間の1.5~2倍はかかる可能性が有ります。

回り道をしたくない方、時間を無駄にしたくない方は早めに専門家の指導を受けられた方が良いです。

語学学校バックワイズ・フィリピン留学の説明会申込み

「3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる」を方針とするフィリピン留学・語学学校バックワイズではワーキングホリデー準備のためのレッスンを提供しています。

語学学校バックワイズでのフィリピン留学についてより詳細を知りたい場合には、下の画像のリンク先記事よりバックワイズ・オンライン説明会にお申し込み下さい。

フィリピン留学・語学学校バックワイズ・オンライン説明会
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者で、セブ島にあった語学学校サウスピークの共同創業者でした。

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