4週間のフィリピン留学では普段は接することがない優秀な社会人の方々との交流も楽しんだタカアキさん – 中学1年生レベルから学び直し、高校英文法の学習終了、TOEIC試験対策も着手。

世界三大夕暮れ、マニラ湾の夕暮れを観るために4人でお出かけ。写真右手前がタカアキさん。

新井教旦(タカアキ)さん ※記事本文ではタカアキさんと表記しています。
年齢 : 20代男性、大学生
バックワイズで留学開始時点の英語力: 中学1年生の英文法から学び直し
バックワイズ留学終了時点の英語力: 高校英文法の学習終了。TOEIC500点前後の英語力。
留学期間: フィリピン留学4週間 + 事前学習レッスン24週間

目次

フィリピン留学を終えて、英語力がどれだけ伸びたか

英語力が伸びていることを自分自身の感覚としても感じられました。

特に英文法の学習で進歩を感じました。

バックワイズで英語学習を本格的に学び直す前には、英文法の知識が不足しているのを感じており、文法も語順も“なんとなく”で済ませてきました。

でも、半年間日本での事前学習レッスンで準備してフィリピン留学に挑んだところ

 「周りで話されている英語をちゃんと聞き取れるし、ある程度は自分の英語が伝えられるようになっている!」

そんな手応えがありました。

ただ、まだまだ言いたい表現がすぐに出てくるというレベルではないです。英文を組み立てて文章で話すにはまだまだ考える時間が必要です。

フィリピン留学を体験したことで、知識のインプット量がまだまだ足りていないことを認識できました。

そして、これからも知識の知識のインプット量を増やしていけば、英語をもっと話せるようになっていくだろうなという勉強の筋道も見えてきました。

(タカアキさんが最初に取り組んだのは中学1年生の英文法から)

(フィリピン留学中にはNHK Worldのニュース記事の全文暗唱の課題もこなしました)

240919 宮崎駿監督にマグサイサイ賞 MIYAZAKI HAYAO WINS PRESTIGIOUS MAGSAYSAY AWARD

高校英文法の学習を一通り終えて、上記のような難易度が高めの記事の全文暗唱までこなせたのでタカアキさんの留学終了時の英語力はTOEIC500点前後と判断されます。

現地での体験: フィリピンならではの驚きと発見

乗合バスのジプニー

フィリピン留学の前には外国はカナダだけ行ったことが有りました。

発展途上国は今回フィリピンで初めて体験しました。

フィリピンはとにかく交通がカオスでした(笑)

乗合バスのジプニーもバスも揺れる揺れる…。バスは酔いました。バスに乗っていると身体が大きい自分は、通路に身体がはみ出ることもしばしば。

でも、乗合バスのジプニーの車内文化、例えば「手前の座席から座らないといけない」「車内で乗客同士で小銭を渡していく」、そういったもの全部が新鮮で面白かったです。

電車も楽しかったです。ライドシェアアプリのGrabを使わず、あえて地元の人たちと一緒に使うジプニーやバス、電車を使ってみて、よりフィリピンのことが理解できたと思います。

日本では見かけないトライシクル

食事は意外と問題なし。寮でも外食でも普通に美味しかったし、衛生面も気になりませんでした。滞在期間が乾季だったからか、気候も思っていたより過ごしやすかったです。

寮で出されたマンゴーとパパイヤ
外食では中華料理も楽しみました

マッサージは安かったので、3-4回行きました。

野良犬や野良猫も多かったけど、危険な感じはなくて、のんびりしてましたね。

バロット、孵化直前のアヒルの卵を茹でた料理にも挑戦。

出かけた場所も良い思い出に

週末には、色んなところへ出かけました。

MOA(モール・オブ・アジア)とマニラ湾の花火は圧巻!

城塞都市イントラムロスでは歴史を感じる街並みに触れ、結婚式を偶然見かけたりしました。

また太平洋戦争中に旧日本軍が占領し現地の人たちを迫害していたことを知れるサンチャゴ要塞では厳粛な気持ちになりました。私はこの歴史を知らなかったので勉強になりました。

サンチャゴ要塞

マカティの土曜市も、ローカルな空気が漂っていてよかった。

マンゴーやパパイヤなど、ストリートで売られている果物も美味しかったです。

語学学校バックワイズでの学習

英会話レッスン: 最初は全くできなかったけれど、でもある程度英文を組み立てて話せるようになった

フィリピン留学に行く前はまったく喋れなかったけど、今はレッスンで「特定の英語表現(高校英文法、TOEIC参考書に載っている新たに学ぶ英単語)を使って、10単語以上の英文を作ってください」と言われたら、なんとかできるようになりました。

もちろん完璧ではないけど、自分で英文を組み立てて話す力がついたのは大きいです。

まだまだ表現のレパートリーは少ないけれど、自分が使える英語表現のパターンが増えていく感覚が楽しかったです。

課題となる英単語・英語表現・英文法が与えられて、長めの英文を作るレッスンが良かったです。

(タカアキさんがレッスンで使用した記事。下記の記事の場合だと、electricity 電気、emergency 緊急時、restore 復旧するという3つの表現を使って、10単語以上の英文を即興で作成する)

Screenshot

発音:知らなかった“音のルール”をたくさん学べた

  • “a” (ae) の発音があまりできなかった。口を閉じすぎていた
  • 単語の最後の“r”や“l”が抜けがち
  • 発音記号をちゃんと理解してなかった

こういった“日本人がつまずきがちな発音ポイント”を丁寧に教えてもらえて、読むときのイントネーションやアクセントもかなり改善されたと思います。

日本語は英語と比べると一本調子なので、抑揚がある英文の読み方をレッスンを通じて学びました。

(タカアキさんが学んだ単語末尾のLの音声変化、Dark Lについて)

単語末尾のLの音声変化、Dark Lについて

お気に入りの先生たち

発音矯正レッスンの板書
  • LISA先生
    発音の細かい指摘や、個別に教材を変えてくれる柔軟さが素晴らしかった!
    英文を読む時のイントネーションまでしっかり見てくれました。
  • IRA先生
    留学最後の週に受けた先生。説明がとにかく分かりやすかった。
    ネイティブスピーカーが使う表現を教えてくれたり、文法について参考書に載っている以上の知識、それぞれの表現のニュアンスの違いも教えてくれました。

使用して良かったと思える教材

「中1, 中2, 中3英語、高校英文法をひとつひとつわかりやすく」シリーズ

中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

最初から英語学習をやり直すのにぴったり。最低限必要な知識に絞られていて、ページの構成が分かりやすく、網羅的でした。

私は英文法に苦手意識があったので良かったです。

喋るのは好きだけれど、やっぱり英文法を理解していないと、細かいニュアンスを伝えきれないです。

最低限のことを伝えるだけなら、英単語を並べるだけでも伝わります。でも、英会話をもっと楽しみたいのであれば、英文法の知識は当然あった方が良いです。

留学中にすごく使ったのは「現在完了形」です 以前に~やったことある? Have you ever ~ いったことある? Have you been to? といった表現。

(初級者が使いこなせない現在完了形を使いこなせるようになると英会話は中級者以上であると言えます。)

受動態もまあまあ使えるようになりました。

時制の使い分け、現在完了形 have p.p、過去完了形 had p.p.、未来完了形 will have p.p. の使い分けは以前は分かっていませんでした。でも、いまは理解しています。

不定詞 to と 動名詞 ing の使い分けも理解しました。

(過去完了形。高校英文法後半で出てくる仮定法過去完了形の理解でも必要になってきます)

増補版TOEIC®L&Rテスト出る語句1800+

TOEIC L&R試験対策の参考書だけれど、全ての記事が会話形式。そしてその会話表現が実用的。

全文暗唱の宿題をこなすのは大変だったけど、物語で展開する英文が良かったです。

以下の画像は増補版TOEIC®L&Rテスト出る語句1800+の記事です

増補版TOEIC®L&Rテスト出る語句1800+より


留学で出会えた優秀な社会人の方々の存在

普段の大学生活では社会人の方たちと関わる機会も多くなかったですが、同時期に社会人の方々が複数名留学していたので、普段大学では聞けないような話も聞けました。

優秀な社会人の方々と接することができて、新鮮で学びが有りました。

タカアキさんが留学されていた時期には最上級クラスに社会人留学生の方々が多くいる時期でした。一番英語力が高い方はTOEIC900点を上回っていました。

これから語学留学をして英語を学ぶ人へ – 自分自身の体験も振り返りながら

「これからの時代、英語は出来た方が良いでしょ」

多くの人が考えるのと同じような単純な動機から今回改めて英語を学び直しました。

加えて、私は洋楽(特にビリー・アイリッシュ)が好きで、英語学習を再開する前から聴いていました。彼女の歌詞を理解したくて英語を学び始めました。

最初から、中学英文法から学べる語学学校バックワイズ

語学留学をしてみたかったけれど、留学前は英語力が低かったし、語学留学がどんな感じなのか何も分かりませんでした。

語学学校バックワイズでは最初の最初、中学1年生レベルから学習を始められるということを親が見つけてきて、語学学校バックワイズで学ぶことを決めました。

日本で半年間の準備、オンラインの事前学習レッスンを受講

フィリピン留学前の基礎力アップの学習、中学英語からの学び直しは最低限日本でやっておいた方が良いです。

準備時間がもっとあれば、高校英文法もできれば終わらせておいた方が良いです。

準備ゼロで語学留学をするよりも、日本で準備してから語学留学をした方が楽しくなります。

私は6ヶ月の事前学習レッスンを受講した後にフィリピン留学をしました。この6ヶ月は勉強に集中していたこともあってあっという間でした。

タカアキさんは日本での事前学習6ヶ月で高校英文法を一通り学習終えるところまで学習を進めました。

(高校英文法、難易度が高い分詞構文の学習もタカアキさんは日本にいる間に終わらせました)

同時期に大学の同じく英語が苦手な友人がハワイに語学留学をしていましたが、will と be going to の違い※や時制(過去・現在・未来)についてよく分かっていない状態で苦労しているのを見て、最低限中学英文法は日本での事前学習で学んでから行くべきだなと思いました。

※ will, be going to の未来の表現は中学2年生が学ぶ英文法表現です。

(中学2年で学ぶ be going to、タカアキさんは事前学習レッスンの最初の1ヶ月の学習でこの項目の復習を終えました。)

毎日2時間のリスニング学習 – 話せるようになるための英語学習方法に驚き

勉強の合間の息抜きで行ったキックボクシングジムにて撮影

事前学習レッスン受講中には勉強方法自体も学ぶことができました。

これまで私は運動しかしてこなかったので、英語の勉強法を知りませんでした。

そのため、最初に指導された「リスニング学習を毎日2時間しましょう」という学習方法にとても驚きました。

日本の学校の勉強だと、「ずっと机に向かって、英文と解説を1回読んで それで終わり」というような勉強方法をしていたので、「聴くのが2時間なんだ!毎日2時間も英語を聴くんだ!」と驚きました。

英文法と同時に学んだ発音も面白かったです。こちらも学校ではちゃんと学んだことがなかったので。

(語学学校バックワイズではリスニング学習を非常に重視しているため、最初にリスニングアプリの使用方法を習得してもらいます。下記画像の右側にあるのがリスニングアプリ、Repete Plusです)

今後の目標 – TOEIC600点。そして英会話がもっと出来るようになる

今の目標はまずTOEIC600点。だけど、それで満足するつもりはありません。

最終的には、もっと使いこなせる英語表現を増やす学習をして、「考えなくても自然と口から英語が出てくる」レベルまで行きたいです。

ネイティブみたいに完璧じゃなくていい。でも、相手の言っていることが分かって、自然に返せる。そんな状態になりたいです。

キックボクシングジムにてスパーリングも体験

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※Twitter(X)でいただいたバックワイズをお勧めする投稿

Fラン大学の経済学部卒の私が30歳過ぎてからの学習で英語を話せるようになったのはこの方の学習理論のおかげです。

今日もとてもいいアドバイスをもらえました!ありがとうございました🙇

フィリピン留学に迷ったら絶対はるじぇーさんのところに行きましょう☺️

https://x.com/bboy_Peco1987/status/1960706783716237563
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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