オーストラリア語学留学時からオンラインレッスンの受講を開始し、フィリピン留学へ逆2カ国留学。フィリピン留学後にワーキングホリデーを開始するノゾミさん。

ノゾミさん
年齢 : 20代女性、看護師
学習期間: オーストラリアからオンラインで事前学習レッスンを受講 9ヶ月(36週間) + フィリピン留学3ヶ月(12週間)
バックワイズで留学開始時点の英語力: 中学1年生の英文法から学習開始
バックワイズで留学終了時点の英語力: 英検2級以上、TOEIC700-750点レベルに到達 ※ワーキングホリデーをする人たちの中で上位1割のレベル

目次

オーストラリアからオンラインレッスンを受講し、逆2カ国留学(オーストラリア⇒フィリピン)

ノゾミさんはオーストラリア在住時からバックワイズのオンラインレッスンを受講開始されました。

「2カ国留学」と「逆2カ国留学」とは?

まずは、ノゾミさんの留学体験談を紹介する前に、2カ国留学逆2カ国留学という言葉の意味を整理します。


2カ国留学とは

2カ国留学とは、まず費用が安く、マンツーマンレッスン中心のフィリピン留学で英語の基礎力を磨き、その後、生活費が高くグループレッスン中心のオーストラリア・カナダ・アメリカ・イギリスなどの英語圏へ渡航する学習スタイルです。

この方法は20年ほど前から韓国人留学生の間で広まり、「コスパよく英語力を伸ばせる」として定着しています。


逆2カ国留学とは

一方の逆2カ国留学は、その名のとおり順序が逆です。

つまり、最初にオーストラリア・カナダ・アメリカ・イギリスなどの語学学校に留学したものの、英語力が思うように伸びなかった人が、後からフィリピン留学で学び直すという流れです。

この「逆2カ国留学」は、実は英語力の伸び悩みを経験した日本人留学生たちが始めた学習スタイルです。


ノゾミさんの独自の学習ステップ

ノゾミさんの英語学習は、この「逆2カ国留学」に近い流れをたどっています。

以下にその学習順序をまとめます。

  1. オーストラリアへ語学留学(学生ビザ)
     → オーストラリアの語学学校では英語力が思うように伸びず、悩んでいた。
  2. オーストラリア滞在中にオンラインレッスンを開始
     → 語学学校「バックワイズ(Backwise)」のオンラインレッスンを受講開始。
      レッスン受講期間は9ヶ月(36週間)。最後の数週間のみ日本で受講。
  3. フィリピン留学(3ヶ月/12週間)
     → マンツーマンレッスン中心の学習環境で、英語力をさらに強化。
  4. オーストラリアでワーキングホリデー
     → フィリピン留学後、介護施設で勤務し、実践の中で英語を使用。

以上の前提知識を踏まえた上で、ノゾミさんの留学体験談を読み進めていってください。

オーストラリアの語学学校に通いながら、オンラインレッスンの受講を開始

オーストラリアの語学学校で学んでいましたが、オーストラリアに1年近くいても勉強の仕方が分からず、また英語力も上がっていなかったです。

英語力が上がらないままオーストラリアの語学留学が終わってしまうことに危機感を覚えて、オーストラリアの語学学校の授業を受けながら、並行して語学学校バックワイズのオンラインレッスンも受講することを決めました。

いま振り返ると、「語学留学で海外に行ってしまえばなんとかなる」という留学エージェントの言葉を信じて、あまりよく考えずに海外にいってしまったことを後悔しています。

オーストラリアの語学学校クラス。1クラス15人前後。グループレッスンで学びます。前列一番左がノゾミさん

オーストラリアの語学学校の落とし穴 – 英語で英文法を学ぶのは非効率的

オーストラリアの語学学校で英語で英文法を学ぶのは本当に非効率的でした。

英文法を学ぶのは日本語でも難しかったのに、英語だとさらに難しかったです。英語で英文法を学ぶのは非効率的で、時間の無駄でした。

次の写真は語学学校の授業の一場面です。

Present Simple Tense ※中学1年で学ぶ”現在形”

Present Simple Tense with verb to be (am-is-are)
※Be動詞の現在形について

Present Simple Tense with verb
※一般動詞の現在形について

オーストラリア語学学校のレッスン。英語で英文法を学びます。簡単な現在形(Present Simple Tense)も英語で学ぶととても難しく感じられます。

繰り返しになりますが、「語学留学で海外に行ってしまえばなんとかなる」という魔法は存在しなかったです。私以外にもこの魔法を信じて来た日本人留学の犠牲者はたくさんいました。

オーストラリア語学学校の良かった点を挙げると、オーストラリアの語学学校は友人を作るのには役に立ちました。韓国人、タイ人の同じアジア系の友人が出来ました。

真夏のクリスマス。韓国人の友人達とツリーを見に。

ただ、英語力が足を引っ張っていたこともあって、オーストラリア人の友人は出来ませんでした。

語学留学でオーストラリアやカナダに6ヶ月~1年という長期間滞在していても、オーストラリア人・カナダ人の友人が一人も出来ずに帰国することは珍しく有りません。

オーストラリアの語学学校では発音についての授業も無かった

語学学校バックワイズで重点的に学ぶことになる「英語の発音」についても、オーストラリアの語学学校では学べませんでした。

グループレッスン(1クラス15人前後)で唯一教わった英語の発音が”TH”だけだったのを覚えています。

オーストラリア語学留学、いまの自分であればこうやって準備をする

中国人の友達のホームステイ先で行われたクリスマスパーティーにお呼ばれした時。

言葉が通じないオーストラリアでの海外生活は厳しく大変なものでした。

だから自分の心を守るためにも、海外生活で生き残っていくためにも、日本にいる間から英語学習を開始した方が良いです。

フィリピン留学で同時期に滞在していた大学生の及川さんは日本でオンラインレッスンを6ヶ月受講してから、フィリピン留学をしていましたがそれが大正解です。

基礎的な英単語・英文法の学習を日本で行い、高校英文法まで日本で学習をしてから語学留学を開始するのが理想的な学習計画です。

(参考: 同時期にフィリピン留学をした及川さんのShort動画と体験談記事)

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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