劣化していた英語力を再び取り戻すために2週間の短期留学をされたツヨシさん – 2度目のフィリピン留学では中2英文法から学び直し

ツヨシさん ※写真右奥2人目の男性
年齢 : 30代男性、会社経営者
バックワイズで留学開始時点の英語力: 中2英文法からの学び直し
留学期間: フィリピン留学2週間 + 事前学習レッスン4週間

5年前にも6ヶ月の長期のフィリピン・セブ島留学を体験されたツヨシさん。

2回目のフィリピン留学ではマニラにある語学学校バックワイズを選択されました。

以前に通っていたセブ島の語学学校と比較しながら、バックワイズ留学の留学体験談インタビューに応じていただきました。

目次

バックワイズ留学のきっかけ

滞在された寮(ラクーンハウス)

5年前に6ヶ月の長期のフィリピン留学をし、それなりに高い目標(TOEIC試験で700点到達)を目指していましたが、結局その時は目標には遠く及ばず、TOEIC515点(L300点、R215点)でフィリピン留学を終えました。

(補足)
フィリピン留学では英文法・英文読解の理解、TOEIC Reading Partの点数が伸びない傾向が有ります。R215点は平均的な大学生よりも少し低い、高校2-3年生レベルの点数になります。

そのため、ツヨシさんには後述する事前学習レッスンで英文法・英文読解を中学2年生レベルから学び直していただきました。

その後、5年間英語学習から離れていました。そして、コロナ禍が終わって改めて英語学習をしたいと思ってフィリピン留学を決意しました。

白黒コピーの海賊版教材が使用されていたり予習・復習の時間を満足に確保できない長時間マンツーマンレッスンでは英語力が伸ばせないのは前回のフィリピン留学時に知っていました。

フィリピン留学で使用されることが多い、白黒コピーの海賊版教材

そのため他の語学学校に比べて、学習カリキュラムもしっかりしているし、教材もちゃんと日本語教材使用している、また学習カリキュラム責任者’柴田)が誰か分かる語学学校バックワイズを2回目の留学先に選びました。

日本での事前学習レッスン

寮にいた飼い猫

強くお勧めされたので日本でのオンライン事前学習レッスンを4週間受講してから、フィリピンに来ました。

英語学習を5年間近く中断していたので、この事前学習レッスンというリハビリを通じて劣化していた英語力を改めて取り戻すことが出来ました。4週間のレッスンだったので全盛時の英語力までは戻りませんでしたが。

でも、もし事前学習レッスンを受講しないままでいきなりフィリピンに来ていたら、スムーズに留学生活に馴染むことが出来なかったと思います。

準備無しでフィリピン留学を開始していたら、語学留学の日々を体験するだけで、英語力は高めることが出来ずに2回目のフィリピン留学が終わっていたと思います。

事前学習レッスンでは、日本人教師の英文法レッスンに加えて、フィリピン人教師とのオンラインレッスンを毎週50分(25分×2回)を受けました。

フィリピン人教師によるレッスンは、現地でのレッスンと同様の進め方でした。そのため、バックワイズのレッスンと同様の内容のレッスンを事前に受講しておくことで、レッスンの流れを把握して、スムーズに現地でのレッスンも受講することが出来ました。

(参考) 学生時代に英語がそれなりに得意でも、数年間英語に触れていないと英語力は劣化します。

そのためツヨシさんはリハビリとして、今回中学2年生レベルからあらためて学び直しをされました。

英会話能力向上に役立った教材

寮があるビレッジ入口。写真中央に守衛が見える。

事前学習レッスンから使用していた中2英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版が良かったです。

フィリピン人スタッフとのやり取りや街中で実際にこれら中学英文法の参考書に載っている表現を使用することが出来ました。

(ツヨシさんが実際に使用した助動詞 Can you~? Can I ~? の表現)

フィリピンに行く前は本当に効果があるのか半信半疑でこれらの教材を読み込んでいましたが、フィリピン現地についてからはこれらは予想に反して実用的であることに気づきました。

もっと事前学習レッスンは受講したかった

寮のダイニングテーブル

私は4週間だけ事前学習レッスンを受講しましたが、もう少し早く申し込んで、事前学習をやっておけば良かったなと思います。

そして、中学3年生までの英文法(中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版)の学習を終えてからフィリピン留学を開始した方が、短期留学をより有効活用できたと思います。

(初級者・中級者は出来ればここまで終わらせてからフィリピン留学を開始してほしい教材、中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版)

中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

フィリピン留学バックワイズ・学習面の感想

マンツーマンレッスンを行う教室

宿題の強制力で英語学習のモチベーション維持

日本人教師による週1のレッスンが有り、そこで宿題(英文の暗記・暗唱、発音の確認)の確認があったので、学習に強制力が有りました。

以前に行っていた語学学校では、レッスンマニュアルが有り、その手順に沿って学習をしていましたが、留学期間の後半になるにつれてたるんできていました。

いくらレッスンマニュアルがあっても、強制力がないとたるんでしまいます。人間の意志はそこまで強くないので。

バックワイズのように毎週日本人教師による宿題確認という強制力が働く授業があることが英語学習のモチベーション維持に役立ちました。

英文の暗唱課題は大変でしたが、英会話能力を高められました。

(ツヨシさんが取り組まれた暗唱課題。この長さの英文を1週間で4つ暗唱されました)

バックワイズ暗唱課題

以前の語学学校ではバックワイズの英文の暗唱課題のように全員に課される宿題がなかったです。

また、以前に学んだフィリピン留学の語学学校では英文法の理解度を確認する筆記試験が毎週ありました。

でも、ある程度の時間を使って回答できる筆記試験よりも、口頭でその場で(2秒以内で)暗唱できているか確認されるバックアップの確認試験の方がより英会話能力を高められるように思いました。

語学留学中の生活の中で英文を書くことは有りませんので、筆記試験はその点からもあまり効果的ではなかったかなと思いました。

発音矯正レッスン

以前にフィリピン留学を半年した際に、卒業間近には発音試験で100点近く取れると評価されていました。

でも、今回改めて日本人教師から自分が出来ていない点を指摘されて、5年間英語学習を中断していたので発音の劣化もあったのだなと分かりました。

ツヨシさんが指摘された発音改善をすべき英単語の例

situation /sìtʃuéɪʃən/
gone /gaan/ ※フォニックス表記
brought /baat/  ※フォニックス表記

発音矯正は自分では出来ていたつもりでも、他の人達から(フィリピン人教師に加えて、日本人教師から)指摘を受けることで気づいていなかった自分が出来ていなかった発音に気づくことが出来ました。

自分では発音が出来ていと思っても、十分に直せていなかったことにも気付かされました。

発音矯正レッスン、バックワイズの独自教材が良かったです。

今回はフィリピン人教師が作成したバックワイズの独自の発音矯正教材を使用しました。

以前の留学で使用していた日本の参考書を使用していましたが、それよりも英文が長く、また難易度が高くてより発音が矯正されている感じが有りました。

Advancedレベルの英文、早口言葉(Tongue Twisters)は難易度が高かったです。

その分だけ英文を言えるようになった後には達成感が有り、発音矯正がされているという感じが有りました。

TONGUE TWISTER 早口言葉

以下、ツヨシさんが使用された早口言葉の一部です。

Pat, the cop, saw a cat on the cot near the cab.
/pǽt ðə kɑ́:p sɔ́ ə kǽt ɔ́n ðə kɑ́t níɚ ðə kǽb/

Last October, Bob bought a bat, a bot, and an olive-printed pot
/lǽst ɑ:któubɚ bɑ́:b bɔ́t ə bǽt ə bɑ́:t  ənd ən ɑ́:liv príntid pɑ́:t/

My brother loves the summer months in the countryside.
/mai brʌ́ðɚ lʌ́vz ðə sʌ́mɚ mʌ́nts in ðə kʌ́ntri:said/

生活面の感想

滞在していた寮があるビレッジ

ご飯が美味しかったです。

以前に行っていた語学学校と比べて、10-20倍くらい美味しかったです。

以前の語学学校がめちゃくちゃひどいというわけでは有りませんが。食材の原価の違いを感じました。

(5年前に行っていた語学学校の食事)

(バックワイズの料理)

お好み焼き

韓国料理の海苔巻き(キンパ)

日本食が多く配慮されている

食事では日本食が多く出たので、配慮されているなと感じました。

以前に行った語学学校と比べると、バックワイズは規模が小さいため、融通が利くなと思いました。

これが大規模な学校だとここまで生徒一人一人に向き合った対応は無理だったと思います。

マニラ・ケソン市とセブ島の比較

英語学習に集中して、結局そんなに外出しなかったのでセブ島との違いは感じませんでした。

寄宿舎があるビレッジ内は緑が多く、出入り口に守衛がいて安全なので、留学後半は歩いて通学していました。

部屋にこもって勉強ばかりだと運動不足になりますので、良い運動になったと思いました。

ほとんど外出できなかった分、タホー(豆腐のスイート)の移動販売をみんなで買ったのが一番の思い出になりました。

※英語学習に集中するフィリピン留学、しかも短期留学の場合だと、だいたいみなさん観光はほどほどに、勉強に集中する生活になります。

最後に: もう少し早く事前学習を開始して、最低でも1ヶ月滞在したかった

フィリピンで人気のハンバーガーチェーン、ジョリビー

もう少し長く事前学習レッスンを受講していれば、2週間の短期留学も有効活用できたなと思います。

比較的休みが取りやすい自営業者や学生であれば、英語学習のやる気を高めるためにも近くて安いフィリピンへ何回か語学留学をしても良いと思います。

※フィリピン留学を作った韓国人の学生達は実際、何年も、複数回に分けてフィリピン留学をしています。

バックワイズでの語学留学は楽しかったです。ただ、もうちょっと長くいたかったです。

最低でも1ヶ月いれば、もっと英語力を伸ばせたし、また外出の機会も多く確保できたと思います。

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※Twitter(X)でいただいたバックワイズをお勧めする投稿

Fラン大学の経済学部卒の私が30歳過ぎてからの学習で英語を話せるようになったのはこの方の学習理論のおかげです。

今日もとてもいいアドバイスをもらえました!ありがとうございました🙇

フィリピン留学に迷ったら絶対はるじぇーさんのところに行きましょう☺️

https://x.com/bboy_Peco1987/status/1960706783716237563
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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