自分自身で驚いていますが、2022年にもなってまさか再び紙の辞書を購入することなるとは。こういう未来は全く想定していませんでした。
2022年にもなってわざわざ紙の辞書を購入しようと思ったのは、インターネットを使用して英単語・英語表現の意味を調べる際に胡散臭いウェブサイトや情報にばかり遭遇するようになったためです。
SNSやGoogleの情報が信用出来ない。
YoutubeやInstagram、特にインスタの方が問題。
短い動画で英語表現を紹介しているものが多くありますが、「果たしてこの人たちは正しいことを言っているのだろうか?」「バズるの目的で過度に単純化しているような?」「そもそもこの動画作成者達の英語力はまともなのだろうか?」という疑念を抱かざる得ない動画にたびたび遭遇しました。
他にも、Google検索などの上位に来ているオンライン英会話サービスのサイトの記載は信用出来ません。
外注ライターが英語参考書の上澄みをまとめたり、他所のウェブサイトの内容をパクって書き直しているのを知っていますから。
(参考記事) オンライン英会話のレアジョブ英会話がパクリ記事を量産。WELQ、MERYと同様の問題が発生。
Twitterにいる図解を多用する情報商材屋
Twitterによくいる図解を多用する情報商材屋による影響も大きいです。
図解に関してとにかく信憑性が無い。信頼出来ない。
オンライン辞書の情報量も少ない
私自身はオンライン辞書のWeblioに課金して使用していたいましたが、紙の書籍と情報量を比較すると、オンライン辞書の情報がかなり少ないことが分かりました。
Weblioの解説を読んでいて物足りなさを感じたのも原因です。
英語についての理解が深まる究極の方法を図解しました。
「辞書引こう!」、これはそうだなと深く同意しました。
SNSで無料で向こうから情報が流れてくるからと言って、惰性・無料で勉強していると質の悪い学習コンテンツにひっかかるのが2022年のインターネットです。
苦手だけど勉強しなければならない人は、金を払ってまで教材を買わずにネットで流れてくる無料「教材」でよしとする傾向がある、というのはある出版社の人の見解。
https://twitter.com/TNK_KNCH/status/1566802590977105920
「課金して質が担保された教材で学べる学習者」と「無課金で有象無象の情報に振り回される学習者」の両極化が進んでいくのかなと思いました。
そういうわけで2022年にもなってまさか紙の辞書を購入することになるとは自分自身予想していませんでした。思った以上に残念な令和のインターネットです。