平日に1日3時間の英語学習の時間を確保するための具体的なスケジュール例

日本にいながらにして英語を身につけるために必要なことを1つだけ述べると「1日に3時間の学習時間を確保する」です。

YoutubeやTiktok、Twitterなどで何か素晴らしい魔法のような学習方法があるかと探している人がいるかもしれません。

しかし残念ながらそのような全てを解決してくれる”魔法の学習法”や”魔法の教材”、また”素晴らしい万能の先生”も決して存在しません。

英語力を上げるために必要なことは自分自身が継続して長時間勉強することです。

数値目標にすると「1日3時間の学習をする」ことです。これさえ継続できれば8割以上の確率で、2年以内に英語力は大幅に上げることが出来ます。

では日本で普通に暮らしていて3時間の勉強時間を確保することが可能かどうか検証してみましょう。

目次

鍵となるのは移動時間・スキマ時間のリスニング学習

学生と比べると勉強時間を確保するのが大変なのが社会人の学習です。

そんな社会人の方が勉強時間を増やすために取れる一番簡単で確実な手段は、通勤時間(通学時間)を勉強時間に変えてしまう方法です。

通勤時間で手持ちのスマートフォンを使用することで、黙読・リスニング・音読・暗唱の定着学習が出来ます。

特にリスニング学習の時間を増やすことで1日3時間以上の学習をそれほど困難なく確保出来ます。

具体的な一日の時間の使い方を見ていきましょう。

【勉強時間の確保例】ある独身男性の生活の場合

社会人の独身男性、都市部に1人で暮らす方を想定した1日の学習スケジュールを下記にまとめました。

午前中…前日の復習と座学学習

起床から家を出るまでの時間 リスニング・暗唱の学習 45分 

英文は見ずにリスニング音声を聴きます。新しい内容ではなく、主に前日学習した内容を復習しましょう。

リスニング学習の合間には、時々リスニング音源を止めて、聞いている英文を正しく聞き取れているかの確認を教材を開いて行いましょう。

スマートフォンで英文を確認できるようにしておくのがお勧めです。下記は私がリスニング学習をする際のスマートフォンの画面です。

「区間再生」「速度調整」「画面分割」の機能を使用しています。

スマートフォンでリスニング学習をする際にはこれら3つの機能は必ず使用すべきものです。これら機能の詳細に関しては下記の参考記事で内容を確認下さい。

(参考記事)Audipo…英語のリスニング学習で必ず使用するべき「区間再生」「再生速度の変更」

自宅から会社までの通勤時間 リスニング・音読・暗唱の学習 60分 

自宅から駅までリスニング学習を行いましょう。理解が怪しい箇所がある場合には、時々スマホ画面で英文を確認しましょう。

電車に乗っている時間には、スマホを片手で操作しつつ、常に英文を見ながらリスニング学習を行うようにしましょう。

また、リスニング音源を定期的に止めて自分自身でもその英文を読めるかどうか確認するための音読学習を行いましょう。声を出せない場合は口パクでOK。

時々読み込んでいる英文が定着しているかどうかを確認するために、暗唱で確認することも有効※です。※ディクテーション学習を代替

会社近くのカフェ 座学 60分

コメダ喫茶のモーニングを食べつつ、TOEIC LR試験公式問題集に書き込み。

この座学学習の時間を確保できるかどうかで英語力の伸び方が大きく異なってきます。毎日1時間、最低でも30分は座学学習の時間を確保するようにしましょう。

座学学習は午前10時までの頭が冴えている時間に行うのが最善です。一方、午後6時以降の頭が疲れている状態で行うと学習効率が半減します。

この座学学習の時間にリスニング学習で聴き込む英文の読み込みを行います。

参考書への書き込みをこの時間に行います。下記はTOEIC LR試験のリスニング問題。このように英文読解の書き込みをした上でリスニング音源を聞き込みましょう。

【重要】書き込んだ参考書はスマホで撮影するなどして画像ファイルにしましょう。そしてその画像をスマートフォンやタブレットで空き時間にすぐに確認できるようにしておきましょう。

カフェでお得に勉強するノウハウ

「毎日カフェを使うと高いなぁ…」と思う人向けにカフェでお得に勉強するノウハウは下記記事にまとめているので参考にしてください。

(参考記事)カフェで勉強をする際に知っておきたいお得な情報(スターバックス・タリーズ・コメダ喫茶)

午後…リスニング学習を中心に勉強時間を確保する

昼休み リスニング学習 30分 

朝に座学で取り組んだ英文を見ながらリスニング学習をします。

音読・暗唱を時々挟むことで、惰性で聞き続けないようにします。

帰路・会社から自宅までの通勤時間 リスニング・音読・暗唱の学習 60分

電車に乗っている時間には、朝に座学で取り組んだ英文を見ながらリスニング・音読・暗唱の学習を行います。

【補足】時間的・体力的に余裕があるのであれば、ワンモアコーヒーを活用して再度カフェで勉強してから帰宅しましょう。

自宅に帰ってから雑用を片付けながら リスニング・暗唱の学習 30分

朝の座学で取り組んだ英文をリスニング・暗唱の学習。

睡眠時間を削って勉強をすると学習効率がかなり落ちますので、1日7時間の睡眠時間を確保できるように早めに就寝しましょう。

勉強時間の合計…働きながらでも3時間の学習は可能

上記の学習時間を合計すると、座学60分 + 定着学習(主にリスニング学習による復習)225分 になります。

仕事をしている平日でも合計4時間25分の勉強時間を確保することが出来ました。

雑用をしている時間、移動している時間をリスニング学習に変えることで1日3時間以上の勉強時間を確保できるのです。

なかなかストイックな生活に思えるかもしれませんが、上記を参考に1日3時間以上の学習時間を捻出ください。

英語を習得するにはこのような長時間のインプット学習が必須です。

座学1時間 + リスニング学習2時間 = 合計3時間

国内留学をしているつもりで空き時間に勉強しましょう。

英語学習に集中している期間は国内留学をしている気になって、出来る限り英語のインプット時間を増やして下さい。

余談ですが実際に語学留学をしたり、海外で生活した場合にも基本的にこの記事で紹介したのと同じような生活を送ることになります。

海外に住んだからといって英語が出来るようになるわけではありません。勉強している人達だけが英語力を伸ばすことが出来ます。

すくすくそらまめ2 マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記

アメリカに住んで
アメリカの食品食べて
アメリカの空気吸ったら
自動的に英語が話せるようにならないかなー
なりませんでした。

すくすくそらまめ2 マイペース幼児とドキドキアメリカ滞在記

勉強しないとたとえ海外現地に住んでいても英語はできるようにはなりません。

4週間でTOEIC100点アップも可能なフィリピン留学

日本で地道に3時間勉強することも有効ですが、時間と資金に余裕が有る場合にはフィリピン留学をするのもお勧めです。

フィリピン留学では日本で生活しているとしなくてはいけない家事をする必要がないからこそ、1日10時間以上の学習が可能になっています。

1日10時間以上の学習を行うことで、フィリピン留学・バックワイズでは4週間で200時間を超える英語学習を集中的に行います。

この短期間の集中学習によって、TOEIC試験の点数を短期間(4週間)で100点アップすることも可能です。

コロナ禍が明けつつある2023年に、是非バックワイズの環境を活かして英語力を短期間で劇的に伸ばしていただきたいです。

大学生の春休み・夏休み、ワーキングホリデー前の準備、転職活動の合間にフィリピン留学をされる方々多いです。

語学学校バックワイズ・フィリピン留学の説明会申込み

「3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる」を唯一可能にするのは語学学校バックワイズのみです。

語学学校バックワイズでのフィリピン留学についてより詳細を知りたい場合には、下の画像のリンク先記事よりバックワイズ・オンライン説明会にお申し込み下さい。

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者で、セブ島にあった語学学校サウスピークの共同創業者でした。

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