夏休みにフィリピン留学で英語学習に再挑戦した会社員のマユミさん|構文暗唱と発音学習で掴んだ新しい学び方

マユミさん、バックワイズ校舎前で撮影

マユミさん
年齢 : 50代・女性、会社員
バックワイズで留学開始時点の英語力: 英会話経験は無し、英会話の教材は中学2年から開始
留学期間: フィリピン留学2週間 + 事前学習レッスン4週間

目次

英語学習で行き詰まりを感じていて、勉強法を変えるきっかけを探してフィリピン留学を決意

15年前にTOEIC対策でスコアは上がったのですが(TOEIC540点: L320点, R220点)、英語が話せるようにはならず英語学習を中断していました。

昨年(2024年)、会社が提供する社外の英会話教室に参加するも、上達する気がしていなかったです。そして、英語学習以外にもやりたいことがあるなか、優先順位のつけ方に迷っていました。

*どれだけ勉強すれば話せるようになるのか
*そもそも今の学習方法で話せるようになるのか
*今の学習方法の何が間違っているのか、何が足りないのか

その頃はこういったことに悩んでいました。

英語学習で行き詰まりを感じており、勉強法を変えるきっかけを探している時に、以前に語学学校バックワイズに留学していた方(会社の同僚の同僚、直接顔見知りではなかった)が熱心にバックワイズを紹介してくれました。

「英語の短文・長文を暗唱するという割と厳しめの課題が毎週出される語学学校だけれど、英語力を本当に上げたいと考えているのであればバックワイズはお勧めですよ」と。

大変そうだけれど、その同僚の方が楽しく英語学習している様子が良いなと思いました。

今までとは違うアプローチでやってみたいと思ったので、「これまでの学習スタイルを変える」のを目的に、短期のフィリピン留学をすることを決めました。

2週間の短期留学で「自分の英語学習に対して新しい気づきを得ること」「海外への関心度が上がること」を期待していました。

そして今回のフィリピン留学で英語が出来るようになる見通しが出来ないのであれば、英語はこの際すっぱり諦めて他のこと(AIなどの最先端分野)を学ぼうと考えて、フィリピン留学を決めました。

(滞在する宿舎がある地区はゲートで囲われております。マユミさんも申し込み前に治安面について確認をされました。詳細は記事後半に有ります)

英会話レッスン、英語の暗唱課題

自室で勉強するマユミさん

始める前は英語の短文・長文の暗唱は無理かなと思っていましたが、これまでアプリで観ていたTV番組の視聴を止めて、学習に集中すれば出来ました。

また、英文法の暗唱課題を通じて、私はこれまで英語の構造・構文を意識していなかったことに気付かされました。

今回、中学2年生レベルから英文法を学び直すための教材が指定されました。

「まさかこんなにも初級レベルからやるんですか!?」と驚かされましたが、実際に英文法を学び直すと、英語を文法的に分析しながら読むようになりました。

英文法の例文を暗記するには、英語の構造・構文を意識していないと暗記出来ませんでした。

逆に、英語の構文を意識すると暗記できると分かりました。英語スキルを積み上げるにはこの視点が原点であるという重要性を認識しました。

(マユミさんが取り組まれた教材の一部。高校英文法の第5文型 SVOCについて)

英語の長文を読む際にも、構文を意識することで、暗唱する際の「語順間違い」「英単語の漏れ」を減らすことができました。

(マユミさんが暗唱された英文記事。こういう記事を毎週5本暗唱されていました)

Basic2400 34 転んで怪我をした子どもを慰める

初級レベルの中学2年生レベルから学習を開始したのは驚きでしたが、いきなり難易度が高く、知識が曖昧な項目から学習を開始していたら、学習に挫折してたと思います。

今回自分が理解しているレベルから学習を開始したので、挫折することなく学習出来ました。

また、現地に行ってみると、ほとんどの学生が中学英文法から学習していました。それを知って、「そうか私だけじゃなかったのか」ということも分かりました。

【補足】バックワイズでは英会話経験のない留学生の多くが、まゆみさんが言及していたように「最初から難易度が高い教材を使うと学習で挫折する恐れがある」ので、易しめのレベル、中学1年生、中学2年生の英文法から学習を始めます。

英会話・英作文レッスンを担当した先生

デニス先生 

優しかったです。私の話が拙くても、「あ、こんなふうに言いたいのね」と言い直してくれました。

雑談をレッスンの冒頭でしてくれるのも良かったです。現地の生活に関するいろいろなお話しました。

リア先生

話すのが速い先生でしたので、一生懸命聞いていました。

必ず板書を丁寧にしてくれて、私が作文のルーズリーフを渡した際にも、英会話・英作文のお題を丁寧に書いてくれました。

若い先生だったので、お土産や飲み物、買い物の話をしました。

発音矯正レッスン

これまではそもそも英語で喋ることがなかったので、自分の発音について指摘されることがなかったです。

私個人の学習目標としては、まずは英文が読めるようになること、メールが読めること、資料が読めることが出来るようになることでした。

英語で喋るのはそれらが出来るようになってからで良いや、と思っていました。

でも、実際英語で話すようになるためには何からしたら良いのか分かりませんでした。

英会話で正確に英単語の発音できるようになるために必要な知識

今回発音の学習をすることで、「音の連結」「音の脱落」について知っておく必要があることが分かりました。

頭の中にあるカタカナ英語ではなく、正しい英語の音についての理解がないと英語を聞き取ることが出来ないです。

今回の語学留学では発音について特に多く学べました。

カタカナ英語から脱却するためには、まずは自分にどのような日本人特有の訛りがあるのか、頭で分かるのがすごく大事だと分かりました。

(参考: 日本人が苦手なOの発音について)

そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40

発音記号をちゃんと確認するようになりました。

最も登場頻度が多い発音記号、ə 曖昧母音

英語の音節(syllable)も意識するようになりました。英単語が長くなってくると、ちゃんと発音できませんでしたが、これはアクセントや音節を理解していなかったからだと分かりました。

発音は現地の講師と1対1でしか習得できないと感じました。本と音源では無理です。

(画像: バックワイズでとても人気があるマンツーマンレッスンでの発音矯正レッスンの途中で撮影)

何度も直される中で、OKが出たときのコツを掴みながら学んでいました。

少なくとも、この2週間の短期留学で発音記号と音節をちゃんとしないといけないのが分かりました。

「私は発音について学ばないといけない」という今後の学習課題について知れて良かったです。

今回使った教材、そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40は今後も使っていこうと思います。まだまだ十分に理解出来ていないので、十分に理解できるまでやりこみたいです。

発音矯正レッスンを担当したリザ先生

発音の先生。人柄はかわいいけれど、発音にすごく厳しい。

できるまで続けて発音させられましたが、凹むことはなかったです。

発音を教えることについては、これは専門技能だなと思いました。

舌の位置を丁寧に書いてくれるので理解できました。

発音矯正レッスンで紹介されたサマー先生の動画

発音のレッスンの中で紹介されたサマー先生の動画が気に入って、他の動画も空き時間に観るようになりました。

(動画: 英語の1~10をネイティブのように発音してみましょう!)

マライア・キャリー、ヒーローの動画解説を観ていて、いつか自分も正確な発音で歌えるようになりたいなと思いました。

日本人教師による4週間の事前レッスン

日本にいる間から日本人教師の事前学習レッスンを受けていて良かったです。

今回のフィリピン留学は2週間という短い期間だったので、あらかじめ勉強方法に慣れてから現地入りすることで問題なく勉強が出来ました。

留学前から「宿題の内容がどういうものになるのか分かる」「勉強する課題の量を把握できる」「レッスンの進め方を把握出来る」という準備が出来ました。

留学前後での英語力・意識・勉強法の変化

今回のフィリピン留学を通じて、意識と勉強法が変わりました。行き詰まりを感じていた勉強法を変えるきっかけになりました。

また、自分の目標までの距離感が見えてきました。

今回のフィリピン留学を機に発音や英文法・英語構文の学習に計画的に取り組んでみようと思いました。

(帰国後のマユミさんの学習について)

  • 必ず毎日30分以上発音の学習をするようになりました。
  • 2週間の短期留学で、毎回LIZA先生とのレッスンで取り組んだ早口言葉で苦手な発音の復習をしています。
  • 英文法の理解がまだあやふやだと分かったので、高校英文法を終えるまで学習を続ける予定です。
  • 歩いている時にもリスニング学習をし、口に出せる場所では英語を口ずさみながら、英文の暗記をしていきます。
  • 英語を口に出せない電車の中ではリスニング学習をしています。

フィリピン留学バックワイズ、どんな人にお勧めしたい?

  • 現在英語の勉強方法に悩んでいる方
  • 勉強しているのに英語力が伸び悩んている方
  • TOEIC LR試験の勉強をしているけれど、英語が話せるようにならない方

こういった方々に現状のやり方を大きく変えるためにお勧めしたいです。

今回の2週間の短期留学を通じて、これまで知らなかった多くの教材、学習アプリ、勉強の方法を知ることが出来ました。

そして、これらを全面的に取り入れて、英語学習を今後も続けられると思いました。

フィリピン留学・生活面の感想

食事の前に撮影

私が居た期間は高校生、大学生、社会人、中学生と高校生を連れたお母さん家族というメンバーでした。

皆一人で来ているせいか、10代、20代でもとてもしっかりしていて驚きでした。

それぞれの理由や夢があり、自分も青春の1ページを体感させていただき心が洗われました(笑)

(参考: 同時期に滞在された高校2年生のムギさんの留学体験談)

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フィリピンの料理(ヘルパーさんの料理)はとても美味しく、ボリュームもあったので(お米が主食)日本からお菓子を持って行ってましたが全く手をつけませんでした。最終日に周囲に配りました。

バックワイズの食事

文房具は日本から持参することをお勧めします(替え芯、ルーズリーフなど)。

近所・周辺の様子

バックワイズ 近所の様子

普通でした。近所にあるショッピングモールはイオンみたいでした。

学生が多くて、スーパーは日本みたいでした。

外で小さい子供がお金ちょうだいとよ、と言ってくるのはそういう国なんだなと思いました。

宿舎と校舎は別でしたが、送迎付きで安心でした。

思ったより近かったので、帰りは他の生徒の方々と歩いて戻っていました。

マニラに行くまでは不安でしたが、宿舎と校舎の送迎が有り、空港送り迎えも丁寧でした。

バックワイズ校舎の前で撮影

ケソン市がどういう場所が分からなかったので、AIに質問したら「横浜市に相当する」と回答が有りました。医療水準が低いわけではない。大学も有ると。安心感はAIがくれました。

また、マニラの治安に関する不安については、保安のあるビレッジ内の宿舎、送迎付き通学の様子を聞き解消しました。

日本で報道される治安に関するニュースだけ観ていると、偏った見方になると思いました。

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※Twitter(X)でいただいたバックワイズをお勧めする投稿

Fラン大学の経済学部卒の私が30歳過ぎてからの学習で英語を話せるようになったのはこの方の学習理論のおかげです。

今日もとてもいいアドバイスをもらえました!ありがとうございました🙇

フィリピン留学に迷ったら絶対はるじぇーさんのところに行きましょう☺️

https://x.com/bboy_Peco1987/status/1960706783716237563
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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