発音の学習…リスニング対策、そして英会話が出来るようになるために必須

発音学習はいつから始めれば良いか
発音学習は理想的には英文法の学習開始より前に行うべきです。それこそ英語を母語とする子供達のように英語の音に十分に慣れてから、英文法の学習を開始するのが理想的です。
ただし、日本のような英語を外国語として学ぶ環境であれば、英文法の学習開始と同じタイミングで発音学習を開始するのが現実的です。
発音について学んでいないと Hello や OK といった基本英単語ですら正確に発音できないです。 ※ /həlóʊ/, /òʊkéɪ/ と発音する。ハロー、オーケーではない。
すでに述べたように、発音学習は実は英文法の学習と同じくらいに時間がかかるものです。出来れば初級者の段階から学習を開始すべきです。
発音学習をしていないとTOEIC800点を超えても、英検準1級を取得していても、カタカナ英語のままです。英会話はいつまで経っても自信を持って出来るようにはなりません。
例) walk work が発音できない。
発音学習は英文法の学習と同じくらいに時間がかかる
日本人は英文法の学習を優先して発音の学習を後回しにする人たちが圧倒的に多いですが、それは止めた方が良いです。
語学学校バックワイズでは英文法と同じように、発音矯正についても学習カリキュラムがありますが、全部を終わらせるには1年以上かかります。
発音学習は英文法と同じくらいに時間がかかるものですので、出来るだけ早い時期に学習を開始すべきです。
例えば、バックワイズで採用している発音の基本を学べる教材、そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40の内容を一通り理解するとなると、6ヶ月-1年はかかるはずです。
このそーた式の内容を理解するには書籍を何度も読み込む必要があります。そして本書に付属する音声講義だけで6時間以上あります。
この音声講義は最低でも3回は聴かないと内容が理解できません。つまり音声講義だけで「6時間の音声講義×3回=18時間」もかかります。
そして、そーた式は発音初級者向けの内容ですので、この後に中級者以上に向けた発音教材を2-3冊は読み込む必要が有ります。これら発音教材を読み込むとなると、通常は1-2年はかかる試算になります。
発音は独学で学べるか
資金的な余裕が有る方であれば、それこそ初級者のうちから早めに発音について学べる講座・レッスンに申し込むのがお勧めです。
なぜレッスンがお勧めかというと、英文法の学習と比べると、発音学習は独学で学ぶのが難しいからです。
出来るだけ早く発音矯正レッスンを受講することで、後から not, Japan, cat, dog, from, water, walk といったごくごく簡単な英単語の発音を覚え直すという苦労(しなくても良い苦労)をする必要がなくなります。
例えば、下記がフィリピン留学のバックワイズ、オンラインレッスンのハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)の理解度を確認する初歩的な試験です。
これらは本当に初歩の内容ですので、出来れば中学英文法を学ぶのと同時に学んでほしいくらいの内容です。
何問理解できるか挑戦してみてください。
発音に関する基本知識の確認
- schwaとは何かを説明してください。
- 発音記号 [æ] はどうやって発音するのかを説明してください。
- 音節(syllable)とは何かを説明してください。
- importantは何音節ですか。
- importantに含まれる”stop t”については聴いたことがありますか。
- 内容語(Content word)と機能語(Function word)について説明できますか。
独学では自分の発音間違いになかなか気づけない
記事冒頭で述べましたが、発音学習に関しては独学よりは専門のレッスンを受講するのがお勧めです。
発音矯正レッスンを受講することで、正しい音が発音できているかどうか確認された方が学習の効率は段違いに良いです。
習うより慣れろでまずは実際に「独学で学んだ発音が間違ったものであると指摘される」体験をすることが一番です。
発音レッスンでよく指摘している日本人がおかしがちな間違いの例
allowの発音が間違っていた。アロウじゃなかった。
beenの発音が間違っていた。ビーンじゃなかった。
John is busy. の読み方、be動詞を弱く読むことを知らなかった。Johnの発音も間違っていた。
英語っぽく発音するために舌を巻いていたけれど、それは単に舌を不必要に巻いているだけ(small rの連発)で間違っていると指摘された。
不必要な箇所に無意識に s(スッ) の音を入れていて、全然別の意味の英文になっていると指摘された。
独学ではなかなか気づけない指摘をされて、早めにその間違いを修正することが重要です。
フィリピン人教師による発音矯正レッスンがお勧め
マンツーマンの発音矯正レッスンに関しては格安オンライン英会話、フィリピン留学によりフィリピン人教師による発音矯正レッスンがお勧めです。
「フィリピン人から英語の発音を学べるの?」という方もいるかと思いますので、ここで実際にどのように発音を学べるのかという動画を1つ紹介します。
下記は日本人の弱点として有名なLとRの識別に関してです。実際にできるかどうか挑戦してみてください。
Rの音は喉の奥で発音するため、若干こもっているのが特徴です。みなさんは区別できましたか。
「英文法」と並んで「発音」に関する知識も上級者になるためには必須です。だからこそフィリピン留学・語学学校バックワイズでもオンラインレッスンのハルヨンでも発音矯正レッスンを毎週提供しています。
発音の知識が欠如している場合、英会話だけでなく、英語の聞き取り(Listening)においても著しく不利になるため、実際は初級者のなるべく早い時期から発音について学ぶことが理想的です。
独学で発音について学ぶ場合
日本人訛りを抜く – そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40
発音学習、最初に取り組むべきことは日本語と英語が全く異なる言語だということを自覚することです。
下記は日本語と英語の比較表です。これらの特徴について自覚的に学習をしている場合とそうでない場合では、英語の発音の上達度が数倍異なります。読者のみなさんは全ての特徴について把握していましたか?

従来の発音教材ではこういった前提条件が解説されていることが稀でした。こういった最低限知っておくべき知識についてまとめられているそーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40が発音教材の1冊目にお勧めです。


最初に学ぶ内容が「口は大げさなくらいに開く」で、確かに必要な知識だなと思いました。
日本語は舌先で話す言語なのに対して、英語は喉を使って腹式呼吸で話す言語です。そのため英語で話すとなると、日本語よりも低いトーンで話すことになります。
こういった話し方を身につけるためには口を大きく開ける必要が有ります。そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40では口を大きく開けさせるために、下記のような面白い訓練方法を取り入れています。


オンライン英会話/フィリピン留学のマンツーマン発音矯正レッスンで「口を大きく開けて(open your mouth)」「口を縦にもっと開けて(drop your jaw)」というのが非常に頻繁に言われます。
なかなか口を開かない日本人生徒へのアドバイスで添付ファイルのように、カタカナを伸ばして、そして口を大きく開けて発音させるのはこれは良い方法だなと目からウロコでした。
この方法を試せば喉から、そして腹から発音する英語という日本語とは異なる言語の発音が出来るようになります。
発音記号について学ぶ – 英語「発音記号」の鬼50講
次に取り組みたいのは英語「発音記号」の鬼50講 / 米山明日香

個別の音の解説がとても詳しいので、本書を通読することで発音記号に関する知識が一通りつけることが出来ます。

骨太な1冊ですので、1日2記事ずつというように地道に着手していくのが良いかと思います。
独学で発音を学ぶのは限界がある。
上記の発音教材2冊はとても優れた教材です。
しかしながら、発音の学習に関しては書籍だけでの学習は実際難しいです。
「口は大げさなくらいに開く」べきとありましたが、実際に大げさなくらいに口を開けて英語を話すと変な人になります。そんなに口を開けて話す人はいません。
これは対面の発音矯正レッスンを受ければ指摘してもらえることです。
このように書籍を使った独学では適切に音の出し方を学習出来なかったり、あるいは何らかの誤った発音方法を身につけたりします。
発音の学習は、基本的に机に向かって行うListeningやReadingの学習とは異なり、どちらかと言えば歌唱や運動に近いです。
そのため一通り書籍で学んだ後でも、マンツーマンレッスンで実際に自分が出来ているのかどうか確認をする必要が有ります。
”曖昧母音” /ə/ と”back a ”/ɑ/の音を比較
ここで英語の発音が日本語とは異なることを実感してもらうために、まずは基本的な母音の違いを見てみましょう。
下記の動画は”曖昧母音” /ə/ と”back a ”/ɑ/の音を比較できる動画です。日本人学習者のLRといった子音だけなく、母音も苦手です。
発音について学んだことがない方は、これら基本的な音から学びなおす必要が有ります。
これらは英語発音における最も基礎的な発音の知識です。
こういった知識がなくてもTOEIC800点、TOEIC900点まで到達することは可能です。
しかしながら、発音についての知識が有る方が当然ながらListening Partの理解度は上がります。
そしてまた、発音について学ばずにTOEIC高得点を取っても、発音に関する知識がないと「母音の区別はめちゃくちゃ」「子音の区別もめちゃくちゃ」となって、英会話において非常に苦労します。そのままでは英会話通じないことが多いです。
発音をこの段階から矯正するとなると、これまでに覚えた英単語を改めて暗記しなおす必要があるため、二度手間になります。
最初から発音記号を見ながら暗記をすれば一度で済んだところが、もう一度「発音」に注目して覚え直す必要があるという二度手間です。膨大な時間を浪費することになります。
発音矯正レッスンはできるだけ早めに受講した方が良いです。そうでないと後から間違って覚えた発音を矯正するのがとても大変ですので。
L と R が日本人が出来ないことはよく知られていますが、日本人の場合だと b と v の違いも壊滅的に出来ないです。易しめの s と sh の違いも分かっている人は稀です。wの音もまともに出来る人は稀です。
繰り返しになりますが、発音矯正は独学が難しいです。
そして、日本人に発音矯正レッスンを提供できるプロの教師の数も限られています。そのため発音について体系的に学べる教育サービスは日本ではまだほとんど全くありません。
もし発音矯正の受講に興味がありましたらフィリピン留学・語学学校バックワイズでもオンラインレッスンのハルヨンでも発音矯正レッスンを提供しているので、これらサービスで学習することを検討下さい。
フィリピン留学の短期留学で発音矯正レッスンを集中的に学ばれるのは悪くない選択です。
私が共同代表を務めるフィリピン留学・語学学校バックワイズの短期留学では発音矯正目当てのために留学をされる人がいるくらいです。

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