英語の発音学習はいつから?独学におすすめの教材と発音矯正の必要性

目次

発音学習はいつから始めれば良いか

独学で英語を学び直す場合、中学1年生レベルの英文法を一通り学んだ段階で、発音学習を始めることをおすすめします。

英語を全く理解していない状態で、発音だけを先に学ぶ必要はありません。まずは中1英文法を学び、簡単な英文の仕組みを理解しましょう。

なぜ中1英文法までなのかというと、発音教材に載っている簡単な英文を読むために最低限必要となる英文法の知識が、中1英文法だからです。

そして、発音を早い段階で学ぶ大きな理由は、間違った音のまま大量の英単語や英語表現を覚えてしまうのを防ぐためです。

発音について学んでいなければ、Hello や OK といった基本的な英単語でも、カタカナの「ハロー」「オーケー」と実際の英語の発音には違いがあることに気づきにくいです。walk と work のように、日本人には区別しにくい単語もあります。

中学2・3年、高校英文法へ進むにつれて、覚える英単語や英語表現はどんどん増えていきます。その前に英語の音について一通り学んでおけば、その後の単語学習だけでなく、リスニングや音読・暗唱にも役立ちます。

「TOEIC800点を取ってから発音を学べばいい」は論外

TOEIC L&R試験の対策を専門にしているスクールの中には、「発音は後回しでいい」「まずはTOEIC800点を取って、それから発音を学べばいい」という方針のところもあります。

これは明確に間違った考え方です。英語学習者にとって百害あって一利なしです。

TOEIC800点を取るまでには、数千もの英単語や英語表現を覚えることになります。それらを間違った発音で覚えてから、後になって一つずつ修正するのは非常に大変です。

間違って覚えた発音は、後から直すのに時間がかかります。

実際、英語の習得速度が極めて速い10代の受験生でさえ、「もっと早く発音を学びたかった」と感じています。

「高校1年生のときに受けたかった」Juriさん

フィリピン留学のバックワイズで、フィリピン人教師から対面のマンツーマンで発音矯正レッスンを受けたJuriさん。高校1年生のときに大量の英単語を覚えていました。

その後、発音について学び、過去に覚えた単語を振り返ったところ、それまで多くの英単語を間違った発音で覚えていたことに気づきました。

Juriさんは発音矯正レッスンについて、「本当に高校1年生の時に受けたかった」と振り返っています。

英語の習得が速い10代であっても、一度大量の英単語を間違った音で覚えてしまうと、後から修正する必要が出てきます。

Juriさんがバックワイズでどのような発音矯正レッスンを受け、留学を通じて何を感じたのかは、以下の体験談で詳しく紹介しています。

▶ 「もっと早くフィリピン留学をしていれば良かった」|受験英語では学べなかった英会話と、初めて学んだ発音【体験談】

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TOEIC900点を超えていても、発音矯正に約1年

これは初級者だけの問題ではありません。

Amazonの人事部で働いていた方が、ハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)で発音矯正レッスンを受講していました。

その方はTOEIC L&R試験で900点を超える高い英語力を持っていました。しかし、それまで多くの英単語を間違った発音で覚えていたため、発音の矯正にはかなりの時間が必要でした。

最終的には、発音を矯正するために1年近くハルヨンのレッスンを受講しています。

TOEIC900点を超えるまで発音を後回しにしても、発音が自然に身につくわけではありません。むしろ、間違った音で覚えた英単語が増えれば増えるほど、後から修正しなければならないものも増えていきます。

だからこそ、発音学習は英語力が十分に伸びてから行うものではなく、これから大量の英単語・英語表現を覚えていく初級者の段階で、一度しっかり学んでおくことをおすすめします。

発音学習は英文法の学習と同じくらいに時間がかかる

日本人の英語学習者には、英文法や英単語の学習を優先して、発音学習を後回しにする人が圧倒的に多いです。しかし、発音も英文法と同じように、英語を身につけるための基礎です。

そして発音は、数時間の動画を見たり、発音教材を1冊読んだりすれば身につくものではありません。

英語には、日本語にはない音、音節、アクセント、音の変化、英語特有のリズムなど、学ぶべきことがたくさんあります。知識として理解するだけでなく、実際に自分で発音できるようになるまで練習する必要もあります。

そのため、発音学習は英文法と同じくらい、長い時間をかけて取り組む必要があります。

発音の基礎を独学で学びたい人には、そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40がおすすめです。

この教材では、日本人が苦手としやすい英語の発音について、初級者にも分かりやすく学べます。

ただし、教材を読んで発音について「知っている」ことと、実際に自分で正しく発音できることは別です。

バックワイズとハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)では、発音についても英文法などと同じように学習カリキュラムを組み、長期的に発音矯正に取り組んでいます。

だからこそ、発音は英語力が上がってから後回しで学ぶのではなく、初級者のうちから学習を始めることをおすすめします。

発音は独学で学べるか

資金的な余裕がある方であれば、初級者のうちから発音について学べる講座やレッスンを受講することをおすすめします。

発音は独学で基本的な知識を学ぶことはできますが、自分の発音が本当に正しいのかを自分一人で判断するのが難しい分野だからです。

早い段階で発音矯正レッスンを受けておけば、後になって not、Japan、cat、dog、from、water、walk といった、ごく基本的な英単語の発音を覚え直すという「しなくてもよい苦労」を減らせます。

例えば、以下はフィリピン留学のバックワイズと、オンライン英語学習塾「ハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)」で、発音の基礎知識を確認するために使用している初歩的な問題です。

どれも発音を学ぶ上では基本的な内容です。独学の場合でも、中学1年生レベルの英文法を一通り学び終えたら、このくらいの発音知識は少しずつ身につけていくことをおすすめします。

何問理解できるか、確認してみてください。

発音に関する基本知識の確認

  1. schwaとは何かを説明してください。
  2. 発音記号 [æ] はどのように発音するのか説明してください。
  3. 音節(syllable)とは何か説明してください。
  4. important は何音節ですか。
  5. important に含まれる「stop t」について聞いたことがありますか。
  6. 内容語(Content word)と機能語(Function word)について説明できますか。

独学では自分の発音間違いになかなか気づけない

発音学習で難しいのは、自分では正しく発音しているつもりでも、自分自身では間違いになかなか気づけないことです。

発音教材や動画を使って知識を学ぶことはできます。しかし、自分が実際に発音した英語が正しいかどうかまで、自分一人で判断するのは簡単ではありません。

そのため、発音の基礎を学んだ後は、実際に教師の前で英語を発音し、その場で間違いを指摘してもらうことをおすすめします。

発音矯正レッスンでよく指摘する日本人の間違い

実際の発音矯正レッスンでは、例えば次のような間違いを指摘することがあります。

  • allow の発音を「アロウ」のように覚えていた。
  • been の発音を「ビーン」のように覚えていた。
  • John is busy. を読む際に、be動詞を弱く発音することを知らなかった。また、John 自体の発音も間違っていた。
  • 英語らしく発音しようとして舌を巻いていたが、実際には必要のないところまで舌を巻く「small r」を繰り返していた。
  • 本来必要のないところに無意識に s の音を入れてしまい、別の意味の英文になっていた。

こうした間違いは、本人にとってはそれまで「正しい発音」だったものです。そのため、教材を読んでいるだけでは、自分が間違っていること自体になかなか気づけません。

まずは自分がどんな発音を間違えているのかを、第三者から指摘してもらう。 発音矯正では、この経験が非常に重要です。

間違った発音を何年も繰り返して定着させてしまう前に、できるだけ早い段階で間違いに気づき、修正することをおすすめします。

フィリピン人教師による発音矯正レッスンがお勧め

マンツーマンで発音を学ぶのであれば、フィリピン人教師による発音矯正レッスンもおすすめです。

「フィリピン人から英語の発音を学べるの?」と思う方もいるかもしれません。

そこで、実際にフィリピン人教師からどのように発音を学べるのか、動画を一つ紹介します。

以下は、日本人が苦手とすることで有名なLとRの聞き分けについての動画です。実際に区別できるか挑戦してみてください。

LとRの違いを知識として知っていることと、実際に聞き分け、自分で正しく発音できることは別です。

発音についての知識と実践は、英文法と同じように英語力の土台になります。発音の知識が不足していると、英会話だけでなく、英語の聞き取り(Listening)でも不利になります。

そのため、フィリピン留学の語学学校バックワイズと、オンライン英語学習塾「ハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)」では、初級者の段階から発音矯正レッスンを行っています。

先生が学習計画を設計する。先生が授業で教える。先生と実践する。身につくまで伴走する。

発音も、英語力が十分に伸びてから後回しで学ぶのではなく、できるだけ早い段階から正しい知識を学び、実際に教師から間違いを指摘してもらいながら身につけていくことをおすすめします。

フィリピン留学・語学学校バックワイズで一番人気があるのが発音矯正レッスン

フィリピン留学の語学学校バックワイズで、最も人気があるレッスンの一つが、フィリピン人教師による対面マンツーマンの発音矯正レッスンです。

発音は、自分では正しく発音しているつもりでも、自分自身では間違いになかなか気づけません。マンツーマンレッスンでは、実際に教師の前で発音し、その場で間違いを指摘してもらいながら修正できます。

実際にバックワイズで発音矯正レッスンを受講した高校生の感想も紹介します。

(参考Short動画:実際に発音矯正レッスンを受講した高校生の感想)

発音矯正レッスンは、バックワイズの受講生から特に評価の高いレッスンです。

これまで発音を体系的に学んだ経験がない方には、一度はフィリピン人教師と対面のマンツーマンで、自分の発音を直接確認してもらうことをおすすめします。

なお、バックワイズの発音矯正レッスンはオンラインでも受講できます。

独学で発音について学ぶ場合

できればマンツーマンの発音矯正レッスンを受講することをおすすめしますが、独学で発音について学びたい人には、まず1冊だけおすすめしたい教材があります。

『そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40』です。

この1冊を読めば、英語の発音について最低限知っておきたい基本的な知識を一通り学ぶことができます。

そして、この本で発音について学ぶことで、「発音は本を読んで知識を身につけるだけでは駄目なんだ」ということにも気づけると思います。

日本語と英語の音の違いを学ぶ|『そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40』

発音学習で最初に知っておきたいのは、日本語と英語では音の作り方やリズムなどに大きな違いがあるということです。

以下は、日本語と英語の違いについてまとめたものです。

発音について体系的に学んだことがない人の場合、こうした違いを知らないまま、日本語の音に置き換えて英単語を覚えていることが珍しくありません。

こうした日本語と英語の違いや、英語の発音について最低限知っておきたい基本知識を、初級者にも分かりやすくまとめているのが『そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40』です。

この教材では、個々の英語の音だけではなく、日本語と英語の発音の違い、口の使い方、英語特有の音の変化などについて学ぶことができます。

これまで英単語をカタカナの音だけで覚えてきた人や、発音について一度も体系的に学んだことがない人には、かなり知らないことが出てくるはずです。

そして、この本を一通り読んでほしいもう一つの理由があります。

発音について基本的な知識を身につけると、発音を独学だけで身につけることが難しい理由も分かってくるからです。

例えば、「この音を出すときには舌をこの位置に置く」「ここでは口をこのように動かす」と本で理解したとしても、実際に自分がその通りに発音できているかどうかは別問題です。

自分では正しく発音しているつもりでも、実際には間違っていることがあります。そして、自分の耳にはそれまで覚えてきた間違った発音が「正しい音」として定着しているため、自分自身では間違いに気づけないこともあります。

その意味でも、『そーた式』は「この1冊だけで発音を完璧にするための教材」というより、英語の発音について基本的な知識を身につけ、その奥深さと難しさを知るための最初の1冊としておすすめです。

発音の基本知識は独学で学べる。しかし発音矯正は独学では難しい

『そーた式』を読めば、英語の発音についての基本的な知識は身につけられます。しかし、発音について知っていることと、自分で正しく発音できることは全く別です。

英文法であれば、問題集を解いて解答・解説を確認することで、自分が正しく理解できているかをある程度判断できます。一方、発音の場合は、自分が出した音が本当に正しいのか、自分一人では判断することが難しいです。

発音の学習は、机に向かって行うReadingなどの学習とは少し性質が異なります。どちらかといえば、歌唱やスポーツの練習に近いものです。

本を読めば、舌をどこに置くのか、口をどのように動かすのかといった知識は学べます。しかし、その説明を理解したからといって、自分の舌や口が実際にその通り動いているとは限りません。

歌の本を読んだだけで歌が上手くならないのと同じです。スポーツの教本を読んで正しいフォームを理解しても、実際の自分のフォームが正しいとは限りません。

発音も同じです。だからこそ、発音についての基本知識はまず自分で学んでも構いません。その上で、実際に自分の発音を教師に聞いてもらい、間違っているところを指摘してもらうことをおすすめします。

教材で発音についての基本知識を身につける。実際の発音は教師に確認してもらう。

発音学習では、この二つを分けて考えることが重要です。

「曖昧母音」/ə/ と「back a」/ɑ/ の音を比較

日本人が苦手な英語の発音というと、LとRの違いがよく知られています。しかし、日本人が苦手なのは子音だけではありません。母音にも、日本語にはない音がたくさんあります。

ここで、英語の発音が日本語とどれくらい違うのか、実際に聞いてみましょう。

以下は、「曖昧母音」/ə/ と「back a」/ɑ/ の音を比較した動画です。発音について学んだことがない方は、二つの音の違いを聞き分けられるか試してみてください。

LとRだけでなく、/ə/ と /ɑ/、bとv、sとshなど、日本語では区別しない音の違いを聞き分け、自分でも発音できるようになる必要があります。

こうした発音の基本知識を十分に学ばないままでも、TOEIC L&R試験で高得点を取ることは可能です。しかし、TOEICで高得点を取れることと、英語の音を正しく聞き分け、正しく発音できることは別です。

そして、大量の英単語を間違った音で覚えてから発音を学び直すと、それまで覚えた単語の発音を一つずつ修正する必要が出てきます。

だからこそ、発音は英語力が十分に伸びてから学ぶのではなく、できるだけ初級者のうちから学んでおくことをおすすめします。

発音を早い段階から正しく学びたい方へ

資格や点数だけで終わらず、実際に使える英語力を伸ばすオンライン英語学習塾「ハルヨン」と、「フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校」を目指すバックワイズでは、発音についても初級者の段階から学習カリキュラムに組み込んでいます。

発音の基本知識は教材を使って独学できます。しかし、自分の発音が本当に正しいのかを自分一人で判断するのは難しいです。

バックワイズではフィリピン人教師による対面マンツーマン、ハルヨンではオンラインで発音矯正レッスンを受講できます。

先生が学習計画を設計する。先生が授業で教える。先生と実践する。身につくまで伴走する。

「自分の発音がどのくらい間違っているのか知りたい」「英単語を大量に覚える前に発音を学んでおきたい」という方は、LINEまたはオンライン個別説明会からご相談ください。

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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