【フィリピン留学失敗談】韓国系スパルタ校で1日10時間学んでも英語力が伸びなかった理由


写真はフィリピン留学名物のマンツーマンレッスンの様子。このマンツーマンレッスンを1日6時間以上受けた場合、どれだけ英語力を伸ばせるかというと……

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大手留学エージェントが語る「フィリピン留学の成功例」は「成功例」ではなかった

先日、大手フィリピン留学エージェントが「フィリピン留学の成功例」として紹介している動画を見る機会がありました。

その動画を観て大きな違和感を覚えました。私の目にはその事例が成功例どころか、むしろ典型的なフィリピン留学の失敗体験談にしか見えなかったからです。

動画に登場していたのは、セブ島の韓国系語学学校に8ヶ月間滞在予定の10代後半の女子学生です。留学開始時の英語力はほぼゼロで、留学5ヶ月目後半時点でのスコアはTOEIC295点とほぼ0点と同じスコアでした※。

※TOEIC試験は4択問題なので、全部適当に選択肢を選んでも250点が取れます。

その後、TOEIC試験対策コースに移って1ヶ月半後、セブ島留学7ヶ月目の時点でTOEICスコアは435点ほど。試験対策をしたのにわずかTOEIC435点です。

女子学生本人は「これまでの7ヶ月の留学生活に100%満足しています!英会話もできるようになりましたし!」と、大きな成長を感じているようでした。

しかし、フィリピン留学でスパルタ校で1日10時間もレッスンを受けて、時には泣くほど辛いレッスンを受けて、7ヶ月で1,600-1,700時間の勉強をして、そこまで苦労した7ヶ月の留学成果がTOEIC435点というのは、英語力の伸びとしては正直かなり物足りないと感じます。

フィリピン留学は「格安で学べる」とよく宣伝されますが、7〜8ヶ月もの長期滞在になると話は別です。学費、寮費、生活費、航空券などを含めると、7ヶ月で200万円を超えるのが現実です。

また、本人は「英会話ができるようになった」と言っていましたが、TOEIC430点では正直まともな英会話は厳しいです。

語学学校の顔なじみの特定の先生達と、語学学校の中という限られた場面でのやり取りはできても、一歩外に出れば苦労するでしょう。

バックワイズの成功体験談と比較してみる

語学学校バックワイズの成功事例をここで紹介します。

10ヶ月の勉強時間の合計は約1,400時間、そして「TOEIC試験のスコアは250点⇒675点 ※TOEIC425点アップ!」させた成功体験談です。

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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