TOEIC600点未満の方々向け 座学学習・定着学習(黙読・リスニング・音読・暗唱)の学習方法まとめ

(記事の執筆者)この記事の執筆者は「3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる」フィリピン留学の語学学校バックワイズ大人の英語学び直し・オンライレッスンのハルヨンの学習カリキュラム総責任者の柴田 @halj です。

バックワイズ、ハルヨンの詳細を知りたい方はページ最後にある「語学学校バックワイズを3分で紹介!」と「問い合わせ先」を確認ください。

(語学学校バックワイズの留学生・オンラインレッスンのハルヨン受講者でない方へ)

英語の自習学習の進め方を本記事ではまとめて公開しています。この記事を参考に効率的、かつ効果的に自習学習を行って下さい。

(語学学校バックワイズの留学生・オンラインレッスンのハルヨン受講者者の方々へ)

この学習マニュアルは1度読んですぐに理解出来るというものではないので、何度か読み直して下さい。レッスンを4週間受けた後に読めば、腹落ちする内容が多いです。

TOEIC LR試験で600点未満の方を想定して本記事は書いていますが、TOEIC600点以上の方にも参考になる内容が多く含まれています。取り入れたいと思われる箇所をご自身の学習方法に取り入れてください。

特に記事後半にあるAudipo/Repete Plusの活用方法が参考になるかと思われます。

目次

英語学習の基本方針 第2言語習得論(SLA)を基盤にする

Older is faster, Younger is better.
(日本語訳)年老いてからの方がより速い、若い方がより良い

上記は第2言語習得論(SLA: Second Language Acquisition)の書籍の中で紹介されていた言葉です。

外国語は若い時に英語を学ぶ方が良いです。

一方、成人してからの方が子供が英語を身につけるよりも実は短期間で英語身につけることが出来ます。それはなぜかというと、理屈を踏まえながら順番に効率よく座学学習が出来るからです。

バックワイズ/ハルヨンの学習カリキュラムは第2言語習得論(SLA)を踏まえた内容になっています。

柱となる方針は下記の2つです。

柱1: 英文法・英文読解の学習を重視
柱2: 耳と目からの大量のインプット学習

この2本の柱については下記記事にまとめました。

あわせて読みたい
バックワイズ/ハルヨンにおける英語学習の基本方針 – 英文読解重視・大量のインプット学習重視 Older is faster, Younger is better.(日本語訳)年老いてからの方がより速い、若い方がより良い 上記は第2言語習得論(SLA: Second Language Acquisition)の書籍の中で紹...

毎日3時間の勉強時間を確保して下さい

日本にいながらにして英語力を上げたいと考える場合には、1日3時間の英語学習が必要です。

ただし、平日に3時間を机に向かって勉強するのは仕事をしている社会人にとっては現実的ではないため、移動時間・隙間時間を活用した上で、合計3時間を達成します。

1日の勉強時間の配分: 1日1時間の座学学習+1日2時間の定着学習=合計3時間

仕事をしている社会人平日の学習時間目安

  • 1時間の座学学習

机に向かって勉強する時間になります。参考書を机の上に開いて書き込める体制を作って下さい。

午前6時~午前10時の時間帯が勉強にとても集中出来るので強くお勧めします。

この時間帯はボーナスタイムです。一日で最も集中して勉強できる時間帯です。

英語学習を習慣化できるように「勉強する時間帯」「勉強する場所」を固定して下さい。この2つを固定していない場合、英語学習を継続させることは出来ません。

  • 2時間の定着学習(黙読・リスニング・音読・暗唱の学習)

移動時間・隙間時間を活用して、リスニング学習を毎日2時間行って下さい。

そして合計学習時間は1日3時間、1ヶ月で『90時間』を目標に勉強して下さい。

特に耳からの学習をすることによって、十分な勉強時間を確保する戦略です。

電車通勤や自動車通勤がある人の場合、自動的にこの耳からの勉強時間を増やせます。

こちらも座学同様に、英語学習を習慣化できるように「勉強する時間帯」「勉強する場所」を固定して下さい。例えば、「自宅から最寄り駅まで歩く際には必ずリスニング学習をする」というようにして下さい。

  • 補足

学生や現在時間がある方はこの1.5~2倍の時間を目標にして下さい。

その場合、「座学2時間+定着学習4時間=合計6時間」といった時間配分になります。

【重要】空き時間の使い方

隙間時間には下記の2つを優先して行うようにしてください。

  1. Audipo(定着学習のためのリスニングアプリ。詳細は後述)を立ち上げる
  2. 現在使用している教材を開く

スマートフォンの他のアプリは立ち上げないでください。ハルヨン受講期間中はスマートフォンからソーシャルゲームを削除下さい。

Audipoについては後ほど詳しく説明します。

【勉強時間の確保例】ある独身男性の生活の場合

独身男性で、1人暮らしの方を想定した1日の学習スケジュールを下記にまとめました。

・起床から家を出るまでの時間 リスニング・暗唱の学習 45分 ⇒英文は見ずにリスニングのみ。主に前日の復習を行う。時々リスニング音源を止めて、聞いている英文を理解出来ているかどうかを暗唱することによって確認する。

・自宅から会社までの通勤時間 リスニング・音読・暗唱の学習 60分 ⇒電車に乗っている時間には、英文を見ながらリスニング学習を行う。

また、リスニングを止めて音読学習を行う。声を出せない場合は口パクでOK。

そして、時々読み込んでいる英文が定着しているかどうかを確認するために、暗唱で確認を行う。

・会社近くのカフェ 座学 60分 ⇒その日に聴き込む英文の読み込みを行う。参考書への書き込みをこの時間に行う。

・昼休み リスニング学習 30分 ⇒朝に座学で取り組んだ英文を見ながらリスニング学習。音読・暗唱を時々挟むことで、惰性で聞き続けないようにする。

・会社から自宅までの通勤時間 リスニング・音読・暗唱の学習 60分 ⇒電車に乗っている時間には、朝に座学で取り組んだ英文を見ながらリスニング・音読・暗唱の学習を行う。

・自宅に帰ってから雑用を片付けながら リスニング・暗唱の学習 30分 ⇒朝の座学で取り組んだ英文をリスニング・暗唱の学習。

上記の時間を合計すると、座学60分、定着学習(主にリスニング学習)225分を確保できます。その結果、仕事をしている平日ですが、合計4時間25分の勉強時間を確保することが出来ました。

なかなかストイックな生活に思えるかもしれませんが、上記を参考に1日3時間以上の学習時間を捻出ください。

英語を習得するにはこのような長時間の学習が必須です。

余談ですが、実際に語学留学をしたり、海外で生活した場合にも基本的にこれと同様の生活を送ることになります。

TOEIC800点超えの人達は移動時間・通勤時間に勉強している

TOEICの団体が公開している「英語活用実態調査2019」を見てみると、興味深いデータがありました。

スコア帯別の学習時間帯ですが、TOEIC800点以上の上位グループが下位グループと明らかに異なるのは「通勤の途中・移動時間」に勉強していることです。

TOEIC800点以上の上級者達は移動時間を無駄にしていないのです。

英語を学習する場所に関しても、TOEIC800点以上の上位グループが下位グループと明らかに異なっているのは「電車やバスの社内など」で勉強をしていることです。

TOEIC800点以上の上級者達は移動時間を無駄にせず、隙間時間に勉強時間を確保しています。

自宅で勉強するのに加えて、英語力向上を目指すのであれば、移動時間・隙間時間を無駄にせずに学習を行って下さい。

勉強時間は小分けにする。

英文を定着させる場合には、学習時間を分散させることが有効です。これはどういうことかと言うと…

  1. 夜にまとめて1時間勉強する
  2. 朝に20分、昼に20分、夜に20分と3回に分けて合計1時間勉強する

このどちらがより英文を定着させられるかというと、後者です。学習の頻度が多い方が記憶に残ります。

この事を踏まえて、空き時間にこまめに参考書を開いて、勉強時間を確保するようにしましょう。

隙間時間を無駄にしない

隙間時間が2分あれば、3-5英文は暗記する学習が出来ます。

この2分間を10回積み重ねれば、20分となります。

そしてそれを1年続ければ、20分×365日=7,300分≒122時間になります。

120時間の勉強をすれば、TOEIC LR試験の点数は約50点上げられます。隙間時間を無駄にすることなく、その時間には勉強をするようにしてください。

初級者と中級者・上級者の違いを一番感じるのはこの隙間時間の活用です。

中上級者の方々はわずかな時間も無駄にせずに学習をしているため、その小さな習慣の差が結果的に英語力において大きな差となって表れています。

初級者がなかなか英語力が伸ばせない理由

英語学習やり直しの初級者が英語力を伸ばせない理由は2つです。

初級者が英語力を伸ばせない2つの理由

理由1. 勉強の方法が悪い。⇒本記事の内容を何度も熟読して下さい。

理由2. そもそも勉強時間が短すぎる。 

これまでに多数の初級者の勉強相談に乗りましたが、ほとんど全員がこの2つの理由に集約出来ました。

初級者の方は勉強時間の目標として「1日1時間の座学学習+1日2時間の定着学習で合計3時間」を毎日継続させてください。土日だからと言って休まないで下さい。6ヶ月はこの学習を継続させてください。

英語力を伸ばせない初級者の方の時間の使い方を分析してみると、結局のところ「勉強していない」ということが分かります。

フィリピン留学中であれば、「夜に飲み歩く」「恋愛に逃避する」がよくある逃避のパターンでした。

また、勉強の方法は勉強時間を増やせば改善していけます。しかし、そもそも勉強時間が短すぎると改善はさせられないです。

初級者の方はまずは毎日3時間の勉強時間をやりきって下さい。

座学1時間、移動・隙間時間に2時間の学習であるため、これは十分に捻出することが出来る3時間です。

英語学習を成功させる公式

長時間の勉強(量)×効率の良い学習方法(質)⇒英語力の向上

量は質に転化します。初級者は最初から効率的な学習方法は出来ませんが、英語学習を続けている内に勉強の効率も上がっていきます。そのため、初級者はまずは長時間の学習をする習慣を確立して、英語学習を続けることを生活の一部に取り組んで下さい。

その上で、英語学習を習慣化させるために、1ヶ月90時間×3ヶ月=270時間を目標に勉強して下さい。

1,000時間、10,000時間の法則

この生活を1年続けた場合、「3時間×365日=1,095時間」になります。そして、10年続けた場合には「1,095時間×10年=10,950時間」になります。

一流の人材、プロになるために必要な時間は「10,000時間」ですが、その目標に到達することが出来ます。これは「10,000時間の法則」と呼ばれており、 天才! 成功する人々の法則 / マルコム・グラッドウェル (著)の中で紹介されていました。

勉強習慣確立チェックリスト

このマニュアルを一通り確認した後に、下記のチェックリストを確認し、全て実行していってください。

座学学習を習慣化するための手順

いまの生活の中で止めることを決める

英語学習に集中する期間は勉強時間を確保するために、現在定期的に行っている重要度が低いものを止める。2-3時間を目安に止めること決めて下さい。

何かを止めずにそのまま勉強時間を増やそうとしたら、破綻することは必至です。

やめることの具体例
  • 空き時間にスマートフォンを見ること
  • ソーシャルゲームで長時間遊ぶこと
  • 海外ドラマを延々と観続けること
  • SNSはすぐに起動しないように、スマホのトップ画面には置かない。
  • 特に目的なく行う飲み会などの「緊急度が低く、かつ重要度が低い集まり」には参加しない。

英語を身に着けたい場合には、少なくとも今後半年から1年は他の趣味を制限する必要が有ります。

実際のところ、仕事+3時間の英語学習をする生活の場合、その他の時間はほとんど残りません。

1-2年頑張れば、英語で仕事を行える水準に到達しますので、短期的にですが、英語ができるようになるために毎日3時間の英語学習を行うストイックな生活を送りましょう。

仕事をやらない言い訳にしない

仕事をされている方の場合は、仕事を言い訳にして英語学習を後回しにされる方が一定数います。が、そういうことをしていると一生英語は身につけられません。

英語学習に集中する1-2年の期間においては、英語学習の優先度を高めて、勉強時間を確実に確保するようにしてください。

仕事をしている社会人の方にとっては、勉強時間を確保する能力も必須です。この時間調整能力が無ければ、社会人は英語を身につけることは出来ません。

1日1時間の座学学習を行う仕組みを作る。

1日1時間の座学学習を行う仕組みを作ります。座学学習をする「時間」「場所」を固定してください。この2つを固定しないと、学習は習慣化しません。

座学学習確保の具体例
  • 自宅、朝の時間(午前6時~午前7時)
  • 会社近くのスタバ(午前7時30分~午前8時半)

1度に1時間以上の時間を確保できない場合には細切れに座学学習を行う。

具体例
  • 会社近くのスタバ(午前7時30分~午前8時) + 昼休み(12時20分~12時50分)

【重要】座学学習の手順を習得する。

手順1. 英文の日本語訳を読む、英単語の意味を日本語で確認する。

初級者・中級者の場合、英文を読んでも理解出来ない箇所が多いため、最初に日本語訳・日本語解説を確認した方が効率的です。

訳も分からない状態でいきなり英語のリスニング音源を聴くのは非効率的なので、初級者・中級者はしなくて良いです。

手順1補足. Google画像検索を活用しましょう。

なお、言葉の意味や概念が理解できない場合はGoogle画像検索も行いましょう。

例)glance at チラッと見る であれば検索すれば、下記の画像が出てきます。「Look at ~を見る」とは異なるニュアンス(チラッと見る)が含まれていることが分かります。百聞は一見にしかず。どんどん画像検索をしましょう。

手順2. 英文を精読し、品詞分解を行う。

注意点としては、TOEIC L&R試験のReading Partで350点を超えるあたりから自信を持って品詞分解が出来るようになってくるということです。それ未満の英語力の場合、漠然と理解しているような感覚が続きます。

例えば、上記の英文だと「動名詞の意味上の主語」「不定詞の意味上の主語」の概念について理解していないと正確には理解出来ません。

このような英文が正確に読めてはじめて、TOEIC LR試験のReading Partが300点を超えてきます。

初級者・中級者は焦らずに、最初から完璧に出来ると思わずに、出来る範囲で品詞分解をしていってください。まずは英文の8割を理解することを目標に品詞分解を行って下さい。

入門英語長文問題精講 3訂版から抜粋した英文です。S(主語), V(動詞), O(目的語), C(補語)とそれぞれの言葉がどの品詞に対応しているのかが書かれています。

このように品詞分解を学べる参考書をバックワイズ/ハルヨンのレッスンで使用するため、こういった品詞分解について重点的に学べる参考書で学びながら徐々に品詞分解を出来るようになっていってください。

手順3. 重点的に暗記する英文を選ぶ。

1記事毎に1英文、もしくは10英文を読む毎に1英文を選び重点的に暗記しましょう。自分自身が将来使ってみたい英文・英語表現を選びましょう。定着学習においてはこの選んだ英文だけは確実に丸暗記しましょう。学習にメリハリをつけましょう。

暗記を促進するために、イラストを書く、グーグル画像検索を行うとなお良いです。

※バックワイズ/ハルヨンのレッスンではこの手順1-手順3までを補助しています。

手順4. Audipoを使用し、リスニング音源を区間再生用に1英文毎(5秒前後)で区切る。

こちらについては次節に詳細を記します。

ここまでが座学学習で行うべき内容になります。

1日2時間の定着学習をやりきる

【重要】定着学習 (黙読・リスニング・音読・暗唱) の注意点

1日2時間以上リスニング・定着学習を行う仕組みを作りましょう。

定着学習では黙読・リスニング・音読・暗唱の学習を行います。

定着学習の大前提

黙読・リスニング・音読・暗唱、それぞれの学習は全て独立させて行って下さい。黙読をする際には黙読だけ、リスニング学習をする際にはリスニングだけ、音読する場合には音読だけ、暗証する場合は暗唱だけしてください。

そのため、TOEIC600点未満の方はシャドーイング学習はしない方が良いです。シャドーイングはリスニングと音読を組み合わせた学習方法ですが、これはなかなか難しいので上級者になってから取り組んで下さい。

黙読学習で気をつけるべきこと

黙読では英文の構造・英単語の意味で不明点がないかを気をつけて下さい。英文の意味・構造を理解することを優先して、黙読を行って下さい。

リスニング音声を聴きながらだと、音を聴くことに意識が向いてしまいます。

また、音読学習の際には、読み上げることに意識が向きます。黙読学習時にはそうはならないように、英文の構造、不明な英単語の意味を考えながら、自分の理解できる速度で英文を繰り返し読み込んで下さい。

入門英語長文問題精講 3訂版の英文サンプルを下記に示します。

S(主語), V(動詞), O(目的語), C(補語) といった品詞分解の記号を意識しながら黙読をしてください。

なお、英文を日本語訳する必要は全く有りません。

リスニング学習で気をつけるべきこと

リスニング学習では、精読・品詞分解が終わった英文のみ取り組みましょう。精読・品詞分解が終わっていない英文のリスニング学習は極めて非効率的です。

リスニング学習では出来る限り英文(不明な英単語の意味を調べて、品詞分解をすでに行ったもの)を見ながら、英文を聴き込みましょう。英文を見ながらリスニング学習を行う場合と、英文を見ずにリスニング学習を行うのでは学習効率が全然違います。

なお、バックワイズ/ハルヨンの場合だと、レッスンノートのスクリーンショットをスマートフォンに取り込んで確認しながらリスニング学習をするのをお勧めしています。

しかしながら、英文を見れない場合でも、移動時間や隙間時間を有効活用するために、空き時間には出来る限りリスニング学習を行いましょう。

また、英語のスペルではなく、“音”に気をつけてリスニング音源を聴き込みましょう。特に初級者は「英語の音」に慣れていないため、まずは英語の音を聞いたままで、カタカナ英語に引っ張られること無く聴き続けましょう。英語の音を物真似しましょう。

(具体例)TOEICテスト出る語句1800+ 記事037 下から2行目

We’ve been here for almost a decade.
(リスニング音源から聴こえる音)ウィベンヒア ※’veの音とbeenが合体して、”ベン”という音に変形している。

(英文に忠実に読んだ場合) ウィブビンヒア
→この場合は前者、(リスニング音源から聴こえる音) を忠実に真似て音読学習を行うようにする

後述するAudipoで「区間再生の設定」「再生速度の変更」を必ず行って下さい。そうでないと英語を聞けるようにはなっても、話せて・書けるようにはなりません。

音読学習で気をつけるべきこと

英語を母国語とする人達を真似て、速く読み上げる必要は全く有りません。最初は「ゆっくり」「はっきり」「大きな声で」音読しましょう。

リスニング学習と同様に、英語のスペルやカタカナ英語に惑わされること無く、リスニング音源を出来る限り物真似してください。

1英文あたり、黙読20回、リスニング40回、音読20回、暗唱10回のやり込み

上記、注意点に気をつけた上で、定着学習における目安の回数は「1英文あたり、黙読10回、リスニング20回、音読10回、暗唱5回」。これを2周です。勉強当日と翌日の復習時にこの回数をこなしてください。

すなわち「1英文あたり、黙読20回、リスニング40回、音読20回、暗唱10回」もの回数をやり込む必要が有ります。この回数をこなすためには移動時間や隙間時間に、1日2時間のリスニング学習を行う必要があります。

復習の頻度

勉強した翌日、1週間後、1ヶ月、3ヶ月後に同じ記事を復習するのがお勧めの復習頻度です。

バックワイズ/ハルヨンのレッスンでは1週間後、3か月後のタイミングで復習小テストを実施しています。

1ヶ月後、3ヶ月後の復習の仕方

月末、あるいは月初の週末に前月に取り組んだ英文記事を一通り読み返す。⇒不明点・忘れている点がある場合は重点的に復習する。

復習の頻度は多ければ多い方が良い

英単語・英語表現を暗記するのに最も効果的なのは、「勉強時間を増やすこと」と「復習の頻度を増やすこと」です。

勉強方法のテクニックはいろいろ有りますが、「効率的に1回1時間だけ勉強する」よりも「多少非効率的でも10回1時間勉強、合計10時間の勉強をする」方が圧倒的に頭に残ります。

そして、復習の頻度を増やすためには隙間時間の学習が有効です。私はスマートフォンにスキャン業者に作成してもらった書籍のスキャンデータを入れることで、わずかな隙間時間に参考書の確認をしています。

以下、スマートフォンでスキャン画像を見た際の画面例です。

勉強を効率的に行いたい方の場合、参考書を2冊購入することをお勧めします。1冊は手元で使用して、もう1冊はスキャン業者にpdf化してもらいましょう。

参考書をスキャンしたpdfデータがあれば、スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれの端末においてもすぐに英文が確認出来るようになります。

多少費用はかかりますが、その価値は十分に有ります。iPadのGoodnotes5というアプリを組み合わせるとさらに効果的です。iPad活用法については後日さらに詳しい内容を改めてまとめます。

(参考)私が使用しているスキャン業者、スキャンピー ⇒ カラースキャンオプションは「おまかせ便 +50円」のみを私は使用しています。

Audipoの使用方法に習熟する。

Audipoの詳細に関しては長くなりましたので、別記事にまとめました。

あわせて読みたい
Audipo…英語のリスニング学習で必ず使用するべき「区間再生」「再生速度の変更」が備わっているスマホア... 現在の英語のリスニング学習において「区間再生」「再生速度の変更」の機能は欠かせません。 「区間再生」「再生速度の変更」の機能の使用有無で、英語学習の効率が文字...

TOEIC LR試験の点数を上げるための対策記事

中級者の入り口であるTOEIC500点と上級者の入り口であるTOEIC800点の獲得方法について下記にまとめています。

引き続き下記記事に読み進めて下さい。

語学学校バックワイズへのお問い合わせ・お申し込み

語学学校バックワイズへ留学されることを希望される方は下記のいずれかよりお問い合わせ・お申し込みください。

LINEでのお問い合わせ/お申し込み

LINEでは下記よりお問い合わせください。代表の樫原が迅速に対応致します。

ID:@oqr4010l

メールでのお問い合わせ/お申し込み

メールでのお問い合わせは下記リンク先記事のメールフォーム(リンク先ページの下段)よりご連絡ください。

MQESA
お問い合わせ・お申込み | MQESA 留学のお申込みやご質問は、LINEまたはメールフォームよりご連絡ください。 公式LINEでお問い合わせ ID:@oqr4010l LINE登録 ID検索の場合は、下記の手順で登録できます。 ...

オンライン説明会へのお申し込み

まとまった時間を使ってより詳しく語学学校バックワイズについて知りたい方向けオンライン説明会を実施しております。

語学学校バックワイズを希望する場合には、自分のレベルに合った説明会を選択ください。ただし、日本での事前学習レッスンを体験されたい方はレベルを問わず「中級者~上級者向け説明会」にお申し込みください。

あわせて読みたい
オンライン留学説明会 【説明会の申し込みはこちらから】 語学学校バックワイズの説明会/相談会への参加を希望される場合には、下記の予約システムよりお申し込みください。1営業日中に説明...

語学学校バックワイズを3分で紹介!

フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校

3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる

2ヶ月の語学留学で中学英文法をゼロから一通り習得できる。中学英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

3ヶ月の語学留学で高校英文法を一通り習得できる。高校英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

語学学校バックワイズに留学することで、上記の学習目標を達成出来ます。

バックワイズの学習カリキュラム総責任者である柴田 @HAL_J柴田 @HAL_Jが2013年に創業した語学学校サウスピークの学習ノウハウを改良し、発展させた最新の学習カリキュラムを語学学校バックワイズで提供しております。

バックワイズはフィリピンのマニラ・ケソン市に在ります。韓国人との共同経営です。

3ヶ月でTOEIC200点アップ

3ヶ月の語学留学、約750時間の学習でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになります。

転職活動中にフィリピン留学をされたTakaharuさん

名前: Takaharuさん
職業/年齢: 20代、転職活動中
留学期間: 14週間(約800時間の学習)
開始時の英語力: TOEIC510点(L260: R250)⇒TOEIC880点(L435 :R445) ※370点アップ!

中学英語・中学英文法を2ヶ月で学び直せる

2ヶ月(約450時間の学習)で中学英文法を学び直し、中学英文法を使った英会話・英作文が出来るようになります。

中学英文法から学び直されたYutaさん

名前: Yutaさん
職業/年齢: 大学生(休学中)、20代
留学期間: 24週間(約1,500時間の学習)
開始時の英語力: TOEIC295点(L205 :R95) ⇒ TOEIC750点(L375 : R375) ※455点UP↑

高校英文法を3ヶ月で学び直せる

3ヶ月(約750時間の学習)で高校英文法を学び直し、高校英文法を使った英会話・英作文が出来るようになります。TOEIC600点、英検2級獲得の基礎力を確立できます。

高校英文法から学び直されたNatsukiさん

名前: Natsukiさん
職業/年齢: 大学生・休学中/20歳
留学期間: 26週間(約1,500時間の学習)
開始時の英語力: TOEIC385点(L200 R185)→TOEIC810点(L450 R360) ※425点アップ

他の語学学校では決して成し遂げられない学習目標

  • 3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる
  • 2ヶ月で中学英文法を学び直し、中学英文法を使った英会話・英作文が出来るようになる。
  • 3ヶ月で高校英文法を学び直し、高校英文法を使った英会話・英作文が出来るようになる。TOEIC600点、英検2級獲得の基礎力を確立できる。

上記の学習目標はフィリピン留学の他の語学学校では決して成し遂げられないものばかりです。

語学学校バックワイズに語学留学をすれば、上記の目標が実現可能です。

バックワイズの紹介動画

バックワイズ学習面の特徴についてまとめた動画を公開しています。約5分間の動画でバックワイズが他のフィリピン留学の語学学校とどう違うのかを確認出来ます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者で、セブ島にあった語学学校サウスピークの共同創業者でした。

目次