英語学習で落ちこぼれないための”自衛”のための先取り学習・学び直し学習(小学生、中学生、高校生+英語学習をやり直したい大学生・社会人が対象)

オンラインレッスンで小学生(高学年)に中学1年生の英語学習の内容を先取り学習で教えていました。

また、春休み・夏休みにフィリピン留学をする中学生・高校生の英語が苦手な学生達に定期的に教える機会が有ります。

そうした中で現在の学校教育の英語科目で落ちこぼれないために注意すべき点についてまとめました。

目次

英語学習で落ちこぼれないための”自衛”のための先取り学習・学び直し学習

英語学習はとにかく暗記する項目が多いです。それも表面的な暗記でなく、理解した上で暗記しないと自分自身で使いこなせるようにはなれません。

現在の中学1年生は英語学習の進行速度が速く、落ちこぼれる生徒も多いという記事が近年メディアに登場することが多いです。

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これらの記事を読むと「英語科目は理解できないので捨てた」「毎日ある英語科目が嫌すぎて不登校になった」という話が登場します。

こういった悲惨な事態にならないためには、「小学生の内から英語科目を先取りして学ぶ」が効果的です。

また、中学生・高校生ですでに英語科目に苦手意識がある場合には、「分からない点まで遡って英語を学び直す」のが効果的です。

残念ながら現在の学校教育に任せているだけだと高確率で英語が嫌いになるのが現状ですので。

理解できるまで先に進まない。理解できるところまで遡る。

自衛のための学習で重要なことは「英文法について確実に理解する」ことです。

そのためには学習者が理解できるまで先に進んではいけません。

また、分からない点があれば理解できるところまで遡ります。

例として「過去形の一般動詞を使った疑問文」について見てみましょう。

「過去形の一般動詞を使った疑問文」が分からない場合

中学1年生が学ぶ「過去形の一般動詞を使った疑問文」を理解し、使いこなすためにはどういった知識が必要でしょうか。

中学1年生が学ぶ「過去形の一般動詞を使った疑問文」

上記の英文が理解出来ない場合には、次の項目についての理解が不足していると思われます。

  • 一般動詞とbe動詞の区別が付いていない。
  • 一般動詞を使う疑問文の作り方が分からない。
  • 3人称の場合の疑問文の作り方が分からない。
  • 疑問詞を使った疑問文の作り方が分からない。
  • 現在時制と過去時制の区別がついていない。

「過去形の一般動詞を使った疑問文」の理解度を確認すると、これら項目のいずれかの知識が欠けていると「過去形の一般動詞を使った疑問文」を使いこなすことが出来ないことが分かります。

自衛のための学習ではこれら項目について理解できない場合には、理解できない箇所まで遡って学習をします。

下の画像は「一般動詞を使う疑問文の作り方が分からない」場合に遡る、一般動詞を使った疑問文についての記述です。

このように自分が理解できる項目まで遡るのが重要です。

「指定校推薦で慶應大学に入った、疑問文が作れない学生?」 – “What’s old are you?”

指定校推薦で慶應行った女のストーリーこれで鬱 — 浪ビーニョ (@_lifeisdone) March 23, 2024

これは「指定校推薦で慶應大学に入った、疑問文が作れない学生?」としてTwitter(X)に掲載されていた画像です。

画像の真偽は一旦置いておいて、英文法の観点からこの英文の何が間違っているのか見てみましょう。

“What’s old are you?”

  • be動詞が2つ(is と are)あるのがおかしい。
  • “What’s old”という言い方をしない。”How old are you?” や “what is your age?” が正しい言い方

この”What’s old are you?”という英文を投稿された方は中学1年生が学ぶ英文法の知識が欠けているので、中学1年生レベルから学び直すべき方です。

補足 どこに遡れば良いのか分からない場合

そもそもどこに遡れば良いのか分からない場合には中学英文法の最初まで遡りましょう。

すでに理解している箇所は素早く復習出来ます。そのため理解が怪しい箇所まで学習を駆け足で進めることが出来ます。

3単現のSが理解できない場合

もう1つ例を挙げましょう。

英語学習で最初につまずく点として代表的な「3単現のs」についてです。

中学1年生で最初に英語学習でつまずく点の代表格、3人称について

前提として1人称、2人称、3人称がそれぞれ何を指しているのか理解出来ていないと”3単現のs”を使いこなせるようにはなりません。

私が行う小テストではこれらの用語(1人称、2人称、3人称)が理解できているのかを確認しています。

この1人称、2人称、3人称の区別が出来て始めて、一般動詞の形を変える必要があることが理解出来ます。

ここで「be動詞と一般動詞の区別」が付いていないことが判明した場合には、さらに学習をそこまで遡ります。

暗記するためのリスニング学習・発音学習

ここまで記したように、英語科目はとにかく暗記すべき内容が膨大です。

この大量に暗記すべき知識については「リスニング学習」と「発音学習」を組み合わせることで、数倍の効率で暗記することが可能になります。

詳細は下記記事の「覚える英単語の量が多すぎる」の項目をご確認ください。

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小学5年生からオンラインレッスンが受講可能、フィリピン留学が可能。

オンラインレッスンのハルヨン、フィリピン留学の語学学校バックワイズでは小学5年生(10歳以上)からレッスンを受講出来ます。

小学生・中学生・高校生のお子さんがいる方は受講を検討下さい。コロナ禍が明けた2023年以降、すでに小学生・中学生・高校生の全ての生徒さんをレッスンで指導しています。

それぞれ英文法・英文読解だけでなく、発音、英会話・英作文もレッスン中に指導しています。

また、当然大人の学習者の指導もしています。

(中学生・高校生のフィリピン留学体験談)

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(大人の学習体験談)

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※Twitter(X)でいただいたバックワイズをお勧めする投稿

Fラン大学の経済学部卒の私が30歳過ぎてからの学習で英語を話せるようになったのはこの方の学習理論のおかげです。

今日もとてもいいアドバイスをもらえました!ありがとうございました🙇

フィリピン留学に迷ったら絶対はるじぇーさんのところに行きましょう☺️

https://x.com/bboy_Peco1987/status/1960706783716237563
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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