フィリピン留学/セブ島留学で韓国系語学学校を選ぶ場合に知っておきたいメリットとデメリット

フィリピン留学に数多くある韓国系の語学学校。

本記事では韓国系の語学学校が日本人生徒に向いているか、向いていないかを、メリット・デメリットの観点からまとめました。

目次

韓国系語学学校のメリット…選択肢が豊富。IELTS、TOEFL、SAT対策も出来る。

特に大型校は多国籍化していて国際交流にはもってこいです。

概して韓国系学校の方が日系語学よりも歴史があり、数が多いです。選択肢が多いです。

特に海外移住のために必要になるIELTS試験を教えることに定評がある学校が散見される。また、米国留学に向かう学生向けのTOEFL試験対策に絞った語学学校もあります。

歴史があるので米国のみならず、シンガポールやマレーシアの大学などにも進学実績やノウハウを持っている学校も有ります。また、アメリカの大学進学希望者の基礎学力を測るテスト、SATを教えられる学校も多くあります。

評判の良い語学学校を見つけるには韓国語が分かる必要が有る。

個人的な意見を含みますが、韓国系学校に行かれるのでしたら韓国人の友人に頼るのがお勧めです。

セブ、マニラ、バギオ、クラークなどで、留学エージェントを通さずに、韓国人同士の口コミだけで集客している質の高い語学学校が有ります。そういった語学学校は大規模校ではなく、教育の質が維持できる50人程度の中規模の語学学校です。※100人を超える語学学校では実際、英語教育の質を高く維持するのは極めて困難です。

韓国系語学学校でIELTS、TOEFL、SATの対策を本気でしたいのであれば、韓国人の友人に頼ることをお勧めします※。周りが韓国人だらけですが、それを割り切れる方にはお勧めできる語学学校だと言えます。

※書いておいてなんですが、あんまり現実的ではないので、以下に書いている「韓国系語学学校のデメリット」を続けて御覧ください。

韓国系学校のデメリット…韓国人向けに作られていて、日本人向けではない

メリットよりもデメリットが圧倒的に多くなってしまいました。

学習カリキュラムが画一的。どれも差がない。

英会話授業に関してはカリキュラムが画一的でどこの語学学校を選んでもほぼ同じです。

使用する教材は「SIDE BY SIDE」「Let’s go」(両方初心者向け教材)を使う学校が多いです。また教材は基本的に白黒コピーの海賊版です。

韓国系語学学校で必ず見られるコピーされた海賊版教材
語学学校バックワイズでは日本人生徒に最適な日本人向け参考書を使用しています。

特色のない学校は本当に特色が有りません。そのため韓国系語学学校の多くは、どれを選んでもそんなに大差はないです。

韓国系語学学校は学習カリキュラムに特色がなく、違うのは施設面や立地、学費の違いだけ。だから留学エージェントの説明が施設面や立地、学費の違いにばかりなるのも頷けます。

学習カリキュラムの研究に関しても、韓国系語学学校はこの10年間ほぼ進歩していないです。

バックワイズのように革新的な反転授業の仕組みを取り入れている語学学校も存在しません。

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日本人の要望に学習カリキュラムが合っていない。

韓国系語学学校は当然ですが、韓国人向けにまずは学習カリキュラムを作っているので、日本人留学生の要望と合っていないことが大半です。

特に一部留学エージェントはIELTS試験をなぜか勧めていたりしますが、IELTS試験対策をまともにするとなると、前提として「TOEIC800点以上、英検準1級以上」の高い英語力が必要です。

この基準を上回っている日本人留学生は5%もいません。英語力が高くない日本人生徒にとってIELTS試験対策は完全なミスマッチです。

このような高い水準の英語力が求められるのは、韓国で行われている熾烈な就職活動のための勉強を前提に韓国系語学学校は存在しているためです。

つまり、韓国国内で激烈な事前学習をしてからフィリピン留学をしているのです。日本人の英語学習状況とは大きく異なります。

SPEC(就職活動のための資格・経歴)のために、TOEIC900点も珍しくないのが韓国の学生達です。

SPECを高めるためにTOEIC900点を獲得することも珍しく有りません。

韓国人の留学生のように、国内で十分な事前学習をして基礎力が十分な人(TOEIC800点以上の留学生)であれば、6-8時間の長時間のマンツーマンレッスンを4週間以下の期間で体験されるのも良いかもしれません。

ただし、この学習方法は韓国人の留学生を想定したものです。英語の基礎力が低い日本人学生に最適化されたものでは有りません。

そこまで英語力が十分でない初級者~中級者の日本人留学生も数多く留学をするようになりました。

そのため、そういった英語力がそれほど高くない人向けにフィリピン留学の学習カリキュラムを考える必要が有ります。韓国人に最適化された長時間マンツーマンレッスンではダメなのです。

韓国人は就職活動のためにわずか2畳の下宿で、大学を休学して猛勉強しています。TOEIC900点も珍しくないです。

画像は紛争でしたら八田まで(8)の韓国編から引用しました。

この記事を書いている語学学校バックワイズでは、2022年に留学される生徒の方々にとって最適な学習カリキュラムを考案し、提供していきます。

韓国人のスパルタ方式は日本人留学生に全然合っていない

一部の学校ではいまだにスパルタ校で缶詰生活です。平日は外出禁止です。

このスパルタ方式は韓国の親御さん達が子供を強制的に勉強させるための仕組みですので、成人して自律して勉強できる日本人留学生には当然合っていません。

食事は韓国料理

食事は韓国料理がメインです。辛(から)いの苦手な方には辛(つら)いです。大規模校のブッフェ式の場合は選択肢が多いですが。

子供が多い

冬季・夏季休暇は子供が多いです。特にセブ島の一部の韓国系語学学校は子供向けキャンプが有名なので、韓国の休暇期間は子供だらけです。

日本人でフィリピン留学をする人たちは、18歳以上の方々が多いので年齢にギャップが有ります。

フィリピン留学をする韓国の子どもたち。日本人の留学生よりもかなり年が若い。

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者がいることも

よく知らないまま韓国系語学学校を選ぶと、日本で問題になっている韓国系キリスト教系宗教団体(統一やヨハンで始まる所)の信者さんがいることも有ります。

もともと韓国系キリスト教ではないんですがJW(エホバ)系列の学校もあり何故か韓国人信者が多いです。

ただし、特段の害(しつこい勧誘)があるわけではなく表面的には良い人たちなので、今まで大きな問題を起こしてはいません。

まとめ 日本人生徒が韓国系語学学校をあえて選ぶ理由はない。

留学エージェントの多くは、韓国系語学学校は歴史があり云々としきりに韓国系を勧めてきます。

ただし、これはあくまで紹介料(コミッション・キックバック)が多いのが韓国系語学学校だからです。

韓国系語学学校では学習カリキュラムも生活スタイルも基本的には韓国人に合わせています。

一部の語学学校ではいまだにスパルタ校で缶詰生活です。そもそも日本人の成人生徒はスパルタ式留学生活には合いません。

フィリピン留学ではすでに日本人向けの語学学校が複数ある中で、あえて韓国系語学学校を選ぶメリットはほぼないと断言できます※国際交流が数少ない残されたメリット。

ただ、それでも韓国系の語学学校を選択される場合はこの記事で上げた点を参考にされたらと思います。

フィリピンでは韓流が人気があるため、フィリピンの子供達はBTSが好きです。

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留学エージェントを通さずに自社集客をしているため、コストパーフォーマンスが良い語学学校です。

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この記事を書いた人

バックワイズ代表。韓国の大学院に留学していたことがあるので、韓国語に堪能で、韓国の事情に詳しいです。

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