語学学校バックワイズの特徴2…「大量のインプットと少量のアウトプット」を実践する「反転授業」

バックワイズで英語力を伸ばせるのは、勉強時間の配分を他の語学学校と全く異なるものにしているからです。

最初に下記の動画を見ると記事の内容が理解しやすくなります。

(参考動画: 英会話レッスンを長期間受け続けても、相槌を打つのだけはうまくなるけれど、英会話が全然出来るようになっていない人たちはどういう人達か)

目次

1日6時間、1日8時間の長時間レッスンを受けているだけでは英語力は伸ばせない。

フィリピン留学/セブ島留学でよく宣伝に使われる「1日6時間、1日8時間のマンツーマンレッスンを受講できる!」という長時間マンツーマンレッスンの時間割は大きな大きな問題を抱えています。

この1日6時間/8時間の長時間マンツーマンを受けているだけでは英語力は伸ばすことは絶対に出来ないという問題です。

他の大多数の語学学校とは異なり語学学校Backwiseでは「大量のインプットと少量のアウトプット」という第2言語習得論(SLA)で推奨されている学習時間の配分を採用しています。そのためこの長時間マンツーマンのシステムは採用しません。

語学学習の基本原則: 大量のインプット学習と少量のアウトプット学習

「大量のインプットと少量のアウトプット」に対応した授業カリキュラムが「反転授業」

従来のフィリピン留学/セブ島留学の場合(マンツーマンレッスンが1日6-8時間の形式)だと、予習・復習をする時間は有りません。

1日6~8時間という長時間マンツーマンレッスンを受けるとそれだけで疲れ果ててしまいます。そのためレッスンが終わる夕方以降は外食や飲み会に行ってしまう人達が大半です。

こういった語学学校は予習・復習をする生徒の割合は1割~3割程度です。

1日6-8時間のマンツーマンレッスンを受けた場合、頑張って予習・復習をしてもせいぜい2-3時間程度が限界ではないでしょうか。

予習復習をしない場合、英会話能力は伸ばせない。

英語学習やその他の勉強を一度でも真剣にしたことがある人であれば分かるかと思いますが、勉強には予習・復習が欠かせません。

日本にある語学学校に通う場合でも、オンライン英会話レッスンを受講する場合でも予習・復習をしないで英語レッスンを受け続けても英会話能力を伸ばすことが出来ません。

1時間のレッスンに対して、少なくとも1時間の予習・復習の時間が必要です。

ただし、実際のところ1時間の予習・復習では不十分です。私がお勧めする時間配分は1時間のレッスンに対して最低2時間の予習・復習です。そして2時間だけでなく、3時間の予習・復習ができればなお良いです。

この記事の冒頭にある動画で述べている内容はまさにこの内容です。

バックワイズのレッスンの流れ(反転授業の仕組み)

下記がバックワイズの学習の基本的な流れ、予習・復習を必須として、レッスンを受講する”反転授業”と言われる学習の仕組みです。

バックワイズの反転授業

上記のイラストの内容を説明します。

  1. フィリピン人教師のマンツーマンレッスンに備えて予習学習をする。※英会話レッスン1コマに対して2-3時間の予習学習を推奨。
  2. 予習学習で学んだ内容をマンツーマンレッスンで実践する。
  3. マンツーマンレッスンで見つけた課題について改めて復習・予習学習をする。
  4. 自習した内容を再びフィリピン人教師のマンツーマンレッスンで実践する。

これがバックワイズが採用している「反転授業」と言われる学習の仕組みです。

この独自の仕組みを導入することによって、「他の語学学校では決して成し遂げられない学習目標」が初めて可能になりました。

他の語学学校では決して成し遂げられない学習目標

  • 3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる
  • 2ヶ月で中学英文法を学び直し、中学英文法を使った英会話・英作文が出来るようになる。
  • 3ヶ月で高校英文法を学び直し、高校英文法を使った英会話・英作文が出来るようになる。TOEIC600点、英検2級獲得の基礎力を確立できる。

これらの学習目標を達成できるのは、バックワイズが日本人学習者に最適な日本で販売されている使用し、また反転授業の仕組みを取り入れていることが主要な要因です。

実際に英語力を伸ばした生徒の方々の留学体験談も引き続き是非御覧ください。

マンツーマンレッスンは1日4時間が限界

語学学校バックワイズの反転授業

基礎的な知識(英単語・英文法の知識)が不足している初級者~中級者は、「①レッスンに向けて予習する」「③さらに予習・復習を頑張る」という自習時間の時間を確保できないと英語力は伸ばせません。

だからこそ、マンツーマンレッスンが1日5時間以上の語学学校では英語力は伸ばせないのです。

上級者でも予習復習の時間を考慮すると、マンツーマンレッスンは最大でも1日4時間までにしておいた方が良いと私は考えています。

レッスン4時間に対して、自習学習4時間の時間配分です。これでも実際の所、自習学習時間は全然足りないです。

もし私が自分でフィリピン留学をする場合でも、マンツーマンレッスンは1日2-3コマしか受講はしません。それ以上受けてもレッスン内容を消化しきれませんので。

マンツーマンレッスン5時間以上の語学学校を私がお勧めしない理由はこういった理由からです。

マンツーマンレッスン6時間、自習学習4時間。1日10時間勉強しましょう!

「マンツーマンレッスン6時間に自習学習4時間しましょう!(1日で合計10時間)」

「マンツーマンレッスン8時間に自習学習4時間しましょう!(1日で合計12時間)」

こういうことを言うフィリピン留学/セブ島留学の語学学校経営者は中にはいますが、これは非現実的な話です。

せっかく語学留学で外国を体験出来る環境にいて、定期試験や大学入試という強制的に勉強させる仕組みや締切もない状態でそんなに勉強ばかり出来ると思いますか。もちろん出来ません。

実際みなさん、学生時代に1日10時間も勉強していましたか?

6時限の授業が終わった後に、4時間の自習学習をする。そのような負荷が大きい生活を何週間続けられると思いますか。1-2週間くらいが限界ではないでしょうか。

フィリピン留学/セブ島留学業界に10年以上関わり、数多くの留学生達を見てきた経験から断言しますが、長時間マンツーマンレッスン(1日6-8時間)で留学中に英語力を大きく伸ばせた生徒はこれまでに1名も存在しません。

マンツーマンレッスン1日6-8時間というのは極めてバランスの悪い学習カリキュラムです。

重要なのは「インプット学習(自習学習による予習・復習)とアウトプット学習(マンツーマンレッスンでの実践)を最適なバランスを目指すこと」です。

このことを第2言語習得論(SLA)では「大量のインプット学習と少量のアウトプット学習」と述べられています。

フィリピン留学中は「インプット学習:アウトプット学習」の時間割合を中級者以上は「7:3」、初級者は「8:2」ぐらいにするのがお勧めです。

大量のインプットと少量のアウトプット

1日6-8時間のマンツーマンレッスンを提供する語学学校でも英語力を伸ばせた事例

1日6-8時間のマンツーマンレッスンを提供する韓国系の語学学校でも英語力を伸ばせた事例。こういった事例も実は複数知っています。

ただし、これらの成功例の方々はかなり変わったことをされています。それは「”自主的に”マンツーマンレッスンを4コマ以下にして、半日を英単語の暗記、英文法・英文読解の座学学習に充てた」ということをされていました。

自分自身で「大量のインプットと少量のアウトプット」の仕組みを作ってしまっていたのです。なお、こういった人達は4コマ以下にレッスンを減らしても、授業料は返金されていないです。

結局「英語力を伸ばすためには自習時間を確保する必要がある」という現実を踏まえて、語学学校バックワイズでは最初から4コマ以下にレッスン時間を制限し、その上でレッスン自体を予習・復習を前提とした密度の高いものにしました。

バックワイズでは自分のペースで英語学習が出来る。※仮眠を推奨しています。

バックワイズを開校するにあたり、改めてフィリピン留学の学習カリキュラムをゼロから考えた結果、バックワイズでは下記の時間配分になりました。

  • マンツーマンレッスン 2-3時間/日 ※英語力・留学期間によって決まります。
  • グループレッスン 1時間/日 ※高校英文法を一通り学び終えた人のみ
  • 日本人教師の英文法・英文読解のレッスン 1コマ/週

バックワイズでは1日3-4コマのレッスン(マンツーマンレッスン2-3コマ+グループレッスン1コマ)を受講します。そしてまた、自分のペースで自習学習をします(1日5-7時間)。

また眠い時には仮眠(15分以下がお勧め)を取り、1日の後半の疲れた時間帯には軽めの復習学習(リスニング学習)をできる。こういう自分のペースで勉強が出来る時間割にしています。

(参考)バックワイズで推奨されている勉強時間の配分

この時間配分で英語4技能(聞く・読む・話す・書く)の全てを短期間で劇的に伸ばせます。

高校英文法の理解が曖昧な初級レベルの生徒の場合

発音矯正レッスン1コマ + 英会話・英作文レッスン2コマを受講する場合

発音矯正レッスン1時間 + 予習復習1時間

(英会話・英作文レッスン1時間 + 予習復習2-3時間)×2コマ

=発音2時間+英会話・英作文 6-8時間 = 合計8-10時間の学習/1日

(補足)中級・上級の生徒は上記の時間割にさらにグループレッスンが追加されます。

(最後に)語学学校バックワイズの名前の由来

  • Backwards classroom(反転授業) ※backwardsは「前後逆さま」という意味
  • Wise(賢明)

Backward + Wise、この2つの言葉を組み合わせた造語がBackwise(バックワイズ)です。

わざわざ語学学校の名前に入れることから分かるように、「反転授業」が語学学校バックワイズの特徴を表しています。

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※Twitter(X)でいただいたバックワイズをお勧めする投稿

Fラン大学の経済学部卒の私が30歳過ぎてからの学習で英語を話せるようになったのはこの方の学習理論のおかげです。

今日もとてもいいアドバイスをもらえました!ありがとうございました🙇

フィリピン留学に迷ったら絶対はるじぇーさんのところに行きましょう☺️

https://x.com/bboy_Peco1987/status/1960706783716237563
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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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