公式TOEIC Listening & Reading 問題集を使った学習 – 公式問題集2冊(模擬試験4回分)でTOEIC800点突破する方法

本記事では、TOEIC公式本、TOEIC公式問題集と言われている「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズを使って、TOEIC800点以上を目指す学習方法を紹介します。
TOEIC公式問題集は、本番形式の問題を解いて答え合わせをするだけで終わらせている人が多いですが、それでは公式問題集を十分に使いこなせていません。
模擬試験を解き終えた後に、分からない英単語・英語表現を調べ、英文を読み込み、英単語の発音記号を確認し、リスニング音源を繰り返し聴き、音読・暗唱まで行う
このようにしてTOEIC公式問題集を英単語・英文読解・リスニングの参考書として使い倒すのが正しい使用方法です。
この記事では、公式TOEIC問題集を使った勉強法を、以下の順番で紹介します。
- どの公式問題集を選べばよいのか
- 本番同様の模擬試験としての使い方
- 復習する問題の優先順位
- 英文の読み込み方・聴き込み方
- 公式問題集2冊(模擬試験4回分)をやり込む具体的な方法
参考Short動画: この記事の要点を2分の動画にまとめました。
どの公式問題集を選べば良いか
2026年9月時点で、公式問題集だけで12冊も出版されています。
最新版は以下の公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12です。

基本的には新しく出版されたものから購入すれば良いです。
なお、10月にVol.13が発売予定ですが、一般の学習者であればVol.12を選んでも特に問題はないので、13が発売する前に勉強を始めたい人は12を購入しましょう。

公式問題集では、「車の自動運転」「会話・配膳ができる接客ロボット」「喋る家電」といった最先端の科学技術や、SDGsなど、これからのビジネスの潮流に関わるテーマが出題されています。
Reading Partの音源が付いている公式問題集を選ぶ
公式問題集を購入するにあたって1つだけ注意するべきことが有ります。
公式問題集5以降でReading Partのリスニング音源が付属するようになりました。問題集は5以降のものを購入しましょう。
いまとなっては書店でもあまり見かけることは少ないですが、Reading Partのリスニング音源がついていない問題集1〜4は、最初に選ばない方が良いです。
現在は音源付きの公式問題集が多数出版されているため、基本的には新しいものから選べば問題ありません。最新版の12に加えて、以下の公式問題集があります。

Reading Partが300点以上で、英文法・英文読解の知識が一通りある学習者は、これらの公式問題集をやり込むことだけでも、TOEIC800点、TOEIC900点を十分に狙うことができます。
公式TOEIC問題集を使って、まずは本番同様に模擬試験を受ける
公式TOEIC Listening & Reading 問題集を購入したら、まずは収録されているTESTのうち1回分を使って、本番と同じ条件で模擬試験を受けることをおすすめします。
現在のTOEICスコアが分からない人はもちろん、以前TOEICを受験したことがある人でも、半年、1年と期間が空いているのであれば、一度模擬試験を受けて現在の実力を確認しておきましょう。
ただし注意すべきこととして、公式問題集を使って模擬試験を受ける場合には、本番とできるだけ同じ条件で受験しなければ、現在の実力を正確に把握できません。
ListeningとReadingを約2時間通して受験する
TOEIC L&Rは、Listening約45分、Reading75分、合計約2時間の試験です。模擬試験でも、ListeningとReadingを分けずに、約2時間通して受験してください。
以下のような受け方は、現在の実力を正確に測れないのでやめましょう。
- 「今日はListeningだけ、Readingは明日」と分けて受験する
- Listeningが終わったところで休憩する
- 制限時間の約2時間を超えて、最後まで問題を解き続ける
このような受験方法をすると、本来の実力よりもスコアが50〜100点アップする可能性があります。
だからこそ、模擬試験では本番同様に、約45分間のListeningを終えたあと、そのまま75分間のReadingに取り組んでください。
2時間の試験を最後まで集中して解くことも含めて、現在のTOEICの実力です。
特にReading後半のPart 7では、英語力だけでなく、試験開始から100分以上経過し、頭が疲労困憊した状態でも集中して英文を読み続けられるかどうかが重要になってきます。
なお、TOEIC900点保持者でも、2時間の試験が終わった後にはグッタリと疲労するくらいに密度が濃いのがTOEIC L&R試験です。
1日2回受けたら、疲労で吐きそうになります。1日3回受けろと言われたら、逃げます。
このように非常に疲れる試験だからこそ、TOEIC L&R試験の受験会場近くのコンビニでは試験当日におにぎり、チョコレート、栄養ドリンクといった疲労軽減の食品・飲料がよく売れています。
Readingは75分を超えて解かない
Readingが最後まで終わらなかった場合でも、時間を延長してはいけません。
「あと10分あれば最後まで解けた」としても、その10分を追加してしまうと、本番と同じ条件での実力測定ではなくなります。
TOEIC Readingでは、英文を理解できるかどうかだけでなく、75分という制限時間の中で、どれだけ速く正確に英文を処理できるかも問われています。
Part 7の最後までたどり着けなかったのであれば、それも現在の実力として記録しておきましょう。
時間が足りなくても、最後は「塗り絵」をする
TOEICでは、間違った選択肢を選んでも減点されません。
そのため、Readingで時間が足りなくなった場合には、未回答のまま試験を終えるのではなく、残り2〜3分になった時点で、まだ解いていない問題のマークを埋めます。
例えば、残っている問題をすべて「B」で塗る、といった方法です。
いわゆる「塗り絵」と言われるテクニックですが、本番でも行うのであれば、模擬試験でも同じように行ってください。
「塗り絵」をしないと、本来取れるはずの最高得点より50点近く低くなる恐れがあります。
模擬試験後は正答数を記録して予想スコアを確認する
模擬試験が終わったら、ListeningとReadingの合計正答数だけを見るのではなく、Part 1〜Part 7それぞれの正答数も記録してください。例えば、以下のように記録します。
Listening Part
Part 1 5/6
Part 2 24/25
Part 3 34/39
Part 4 28/30
Reading Part
Part 5 23/30
Part 6 15/16
Part 7 49/54
Part別に記録しておくと、同じTOEICスコアでも、どこで失点しているのかが分かります。
例えばReadingの点数が低い人でも、「Part 5で大量に間違えている人」と「Part5がほぼ満点だけれど、Part 7で時間切れになり、後半の15問を塗り絵している人」では、今後やるべき勉強が違います。
模擬試験は「何点だったか」を確認するだけではなく、今後何を勉強するべきかを判断するために受けるものです。
参考スコアの出し方
公式TOEIC問題集には、正答数をもとにした「参考スコア範囲」が掲載されています。

これに先程の模擬試験の結果を当てはめてみましょう。
Listening 素点91 → 参考スコア範囲435〜495
Reading 素点87 → 参考スコア範囲400〜465
現在の実力を把握するための目安として、それぞれの範囲の中央付近を予想スコアとして使用しましょう。
Listening 約465点
Reading 約435点
予想合計スコア 約900点
ただし、これはあくまで公式問題集を使った模擬試験から算出した予想スコアです。実際のTOEICスコアは、ここから50〜100点程度、上振れ・下振れすることもよくあります。
そのため、より正確に現在の実力を知りたいのであれば、3〜4回模擬試験を受けて、その平均スコアを確認しましょう。 その平均がおおよその現在の実力です。
公式問題集を使用するのに必要な英語力
模擬試験として使用したり、TOEIC試験に慣れるために公式問題集を使用したりする場合には、英語力は問題になりません。
ただ、公式問題集を学習用の参考書として使いこなすには、一定以上の英語力が必要です。
公式問題集を学習教材として独学で使いこなすには、TOEIC Reading 300点以上が一つの目安です。
より具体的には、高校英文法について十分に理解しており、大学入試レベルの英文法・英文読解に取り組んだ経験がある学習者です。英検でいえば、2級合格後、準1級レベルの教材にも取り組める程度の英文法・英文読解力がある学習者です。
公式問題集には、英文読解や品詞分解についての詳しい解説がほとんどありません。また、高校英文法を理解しているのが前提の解説文です。
そのため、英文法や英文構造を自力で読み解けない段階では、公式問題集を使って独学するのはかなり難しいです。
特に難しいのが、Part 7の英語長文問題です。
一例を挙げると、「本文中で唐突に過去形が出てくる場合、それは距離感・へりくだりを表すための丁寧表現であることが多い」です。この説明を読んでも現時点で何のことか分からない場合には、公式問題集をやり込む前に、英文法・英文読解の基礎を固めた方が良いです。
以下の画像は、TOEIC L&R試験を受験すれば900点を超えられる英語教師が作成したレッスンノートです。これくらいの解像度で英文を読み込めるようになれば、TOEIC800点、900点を狙える英語力があります。

一方、TOEIC600点未満、あるいはReading 300点未満の方は、まず英文法・英文読解と最低限必要な英単語を学んでから、公式問題集に着手するのがおすすめです。
公式問題集を使って独学できるかどうかの一つの目安は、「なぜこの英文がこの意味になるのか」を自分で調べて理解できるかどうかです。
公式問題集の解説を読んでも英文の構造が分からない、品詞分解ができない、なぜその訳になるのか説明できないという場合には、問題演習の量を増やすよりも、先に英文法・英文読解の基礎を学び直した方が効率的です。
独学で学び直す場合には、このあと紹介する英文法・英文読解の参考書から取り組んでください。
一方、「参考書を読んでも分からない」「自分の英文解釈が合っているのか判断できない」「何から学び直せばよいのか分からない」という場合には、教師から指導を受ける方法もあります。
生成AIに解説させれば良いのでは?
「生成AIに解説させれば良いのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、残念な話をすると、かなりの頻度で間違った解説をします。
これは高校英文法の上級レベルの日本語での解説がウェブ上にはほとんど全くないことが原因だと思われます。
中級者以下で、生成AIの回答が合っているのか、間違っているのかを自分で判断できない人は、生成AIを使用しない方が良いです。間違った解説を信じて、そのまま間違った知識が定着してしまう恐れがあるためです。
TOEIC公式問題集を自力で読み解くのが難しい方へ
TOEIC公式問題集は優れた教材ですが、英文法・英文読解の解説は十分ではありません。
「解説を読んでも英文の構造が分からない」「なぜこの英文がこの意味になるのか説明できない」という状態で問題だけを繰り返しても、効率よく英語力を伸ばすことはできません。
この記事を書いている柴田 @HAL_Jは、オンライン英語学習塾「ハルヨン」とフィリピン留学の「バックワイズ」で、英語学習カリキュラムの設計を統括し、実際に英語教師としてレッスンも担当しています。
バックワイズでは、一人ひとりの現在の英語力、目標とするTOEICスコア、いつまでに達成したいのかを確認した上で、英文法・英文読解・発音・リスニングまで含めた学習カリキュラムを作成します。
英語力が不足している場合には、オンライン英語学習塾「ハルヨン」で日本人教師から英文法・英文読解・発音などを学ぶ留学前の事前学習も提案しています。また、短期間でTOEICの点数を伸ばしたい場合には、フィリピン留学で1日8〜10時間の集中学習に取り組むこともできます。
「TOEIC800点を目指したいけれど、今の英語力から何をすればいいのか分からない」「半年、1年かけて独学するか、短期間で集中して勉強するか迷っている」という方はご相談ください。
▶ LINEで英語学習・フィリピン留学について相談する
▶ オンライン個別説明会に申し込む

TOEIC LR試験 600点未満の学習者にお勧めの参考書を紹介している記事
公式問題集を使いこなすために必要な英語力を身につけるための、英単語・英文法の参考書については、別記事に詳しくまとめています。
特にReading Partの点数が現時点で300点未満の人向けの参考書です。
(TOEIC600点未満の方にお勧めの英単語帳)
▶ 関連記事:TOEIC600点に到達するための3冊の英単語帳|銀・金のフレーズ、TOEIC出る語句1800+
(TOEIC600点未満の方にお勧めの英文法・英文読解教材)
以下のShort動画を観た上で、記事を参考にしてください。
参考Short動画: TOEIC600点の人向けの英文法の学習について

公式問題集を英単語・英文読解の参考書として使いこなす
公式問題集の悪い使い方: 模擬試験を1〜2回解いて終わり
この使い方ではスコアを伸ばすことは出来ません。
通常の参考書と同じように分からない英単語・英語表現を調べて、また品詞分解しながら英文を読み込みましょう。その上でリスニング音源を聴き込みましょう。
出来た問題、出来なかった問題の区別
模擬試験が終わったら、Partごとの正答数を記録した上で、一問ずつ答え合わせをしていきます。ここからがむしろ本番です。
答え合わせの際には下記の区分けを行いましょう。
区分け1. 正解になる道筋を論理的に理解しており、実際に正解に出来た。
区分け2. 正解になる道筋を論理的に説明できないが、正解した。
区分け3. 正解になる道筋を論理的に理解していたが、不正解を選んでしまった。
区分け4. 正解になる道筋を理解しておらず、不正解を選んでしまった。
短期間で得点を伸ばすためにはまず「区分け2」「区分け3」の問題に取り組むことです。復習ではまずこれらに取り組みましょう。
その後に「区分け4」に着手し、最後に「区分け1」にも着手ください。
TOEIC試験対策の基本は英文の丸暗記
公式問題集への取り組み方としては基本的には丸暗記が推奨です。
ただし、ここでいう「丸暗記」とは、意味の分からない英文をそのまま覚えることではありません。英単語・英文法・英文構造を理解した上で、繰り返し読み、聴き、音読・暗唱して英文を定着させることです。
公式問題集2冊(試験4回分)を、この記事で紹介している方法で読み込み・聴き込み、丸暗記するところまでやり込めば、TOEIC800点以上を狙える英語力が身につきます。
実際に私がこれまでTOEIC L&R試験対策を指導してきた経験でも、公式問題集をこのレベルまでやり込める学習者はTOEIC800点を超え、TOEIC L&R試験のA Levelである860点以上に到達することも珍しくありません。
以前指導していたYahoo!に勤める生徒は、TOEIC900点を超えたことで会社から100万円の報奨金をもらいました。その100万円を使って、家族で沖縄・宮古島の星野リゾートに1週間滞在したそうです。

黙読・リスニング・音読・暗唱の定着学習
黙読・リスニング・音読・暗唱の定着学習を実施しましょう。
定着学習における目安の回数は「1英文あたり、黙読10回、リスニング20回、音読10回、暗唱5回」。これを2周です。勉強当日と翌日以降の学習で、この2周をこなしてください。
すなわち「1英文あたり、黙読20回、リスニング40回、音読20回、暗唱10回」もの回数をやり込む必要があります。
この回数をこなすためには、移動時間や隙間時間に、1日2時間のリスニング学習(定着学習)を行う必要があります。
1日2時間以上のリスニング学習を行う方法は以下の記事にまとめています。参考にしてください。

生成AIを使って学習効率を上げる
先ほど「生成AIは英文法の解説は間違っていることが多いから注意が必要」と書きましたが、逆に辞書機能は生成AIは非常に優秀です。
現在であれば、分からない英単語・英語表現・英文法・構文について、ChatGPTなどの生成AIを使って、従来の辞書よりも多くの情報をより早く調べ上げることができます。具体的には、以下の強みがあります。
- 英文の内容をイラスト化できる
- 複数の辞書の情報を一度にまとめて表示できる
- 英文を最初に読み込ませると、その英文の内容を踏まえた解説ができる
特に分かりやすいイラスト化の例を1つ挙げます。以下の画像はTOEIC Reading Part6の英文を読み込ませて作成したイラストです。

文章だけで英文を読み込む場合と比べて、このようなイラストがあると英文の記憶がはるかに容易になります。
現在では、生成AIを使わずに英語を学ぶこと自体が、学習効率の面で大きなマイナスになります。
TOEIC公式問題集と生成AIを組み合わせた具体的な学習方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ 関連記事:生成AIを使ったTOEIC勉強法|金フレ・公式問題集・英語絵本で効率よく学ぶ
TOEIC公式問題集を終えるのに必要な期間・学習時間について
公式問題集2冊(試験4回分)を丸暗記すれば、多くの人がTOEIC800点、TOEIC860点を超えます。
「レベルを上げて物理で殴ればいい」のです。でも、これを実行するのはかなり大変です。
公式問題集2冊の模擬試験4回分を全てやり込むには早くて6ヶ月、仕事をしている社会人であれば1年以上かかります。
そのため、仕事や学校に通いながら取り組む場合には、1日1〜2時間の学習を長期間継続する必要があります。
下記のような難易度が高いReading Partのトリプルパッセージ問題であれば、1日2時間の座学で最低2日は必要になります。

リスニング学習などの定着学習の時間も含めるとさらに時間がかかります。
英語学習では、英文を「理解する」だけではなく、繰り返し読み、聴き、音読・暗唱して「定着させる」まで取り組む必要があります。理解した英文を定着させる具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
地道に英語学習を続けて、4回分の模擬試験を丸暗記して下さい。
4回分の模擬試験のやりこみが終わった時点で、TOEIC800点、TOEIC860点に到達する人も出てきます。
TOEIC800点に到達していない場合には、英語学習のやり方が悪い可能性があるので、再度これまでに着手した教材を一通りやり直しましょう。
勉強時間を確保しても点数が伸びていない場合には、勉強方法が間違っている可能性が非常に高いので、うまくいっていない場合には私のような専門家に相談するのがお勧めです。
3ヶ月でTOEIC200点アップさせるためのフィリピン留学
一方、「半年、1年とかけるのではなく、3ヶ月程度の短期間でTOEICの点数を伸ばしたい」という場合には、効率の良い勉強法を探すだけではなく、1日に確保できる英語学習の時間そのものを増やす必要があります。
私がこれまでTOEIC LR試験対策を指導してきた経験では、TOEIC700点前後から800点を目指す場合、500〜600時間程度の学習時間を一つの目安にしています。
1日2時間しか勉強できない生活であれば、600時間の学習時間をこなすには10ヶ月近くかかります。一方、1日10時間を英語学習に使える生活では、約2ヶ月で600時間の学習時間をこなせます。
このように短期間にまとまった学習時間を確保する方法の一つが、フィリピン留学です。
フィリピン留学のバックワイズでは、1日8〜10時間の短期集中学習に取り組み、休日の学習も含めて、3ヶ月で約700〜750時間の学習時間を確保し、TOEICのスコアを200点以上伸ばす方もいます。
実際に、バックワイズの事前学習とフィリピン留学を組み合わせて、TOEIC595点から830点(+235点)まで伸ばした受講生もいます。

日本で半年、1年とかけて勉強するか、留学して短期間に集中して勉強するか。いつまでにTOEICの点数を上げたいのか、そのために1日何時間の勉強時間を確保できるのかを基準に、自分に合った学習計画を考えてください。
参考Short動画: 3ヶ月で750時間の英語学習が出来るフィリピン留学
TOEIC LR試験の点数アップに魔法は有りません。だから、どれだけ多くの勉強時間をTOEIC LR試験対策に投入できるかという学習計画が重要です。
「他にもっと楽な方法はないのか?」
ここまで読んだ人の中には、「もっと簡単にTOEICの点数を上げる方法はないのか」と考える人もいるかもしれません。
結論から言うと、英語学習そのものに必要な時間を大幅に減らす方法はありません。
「これさえやればOK」「1日1時間の時短学習」など、少ない学習時間でも短期間で大きな成果を出せることを強調する英語学習サービスもあります。
しかし、TOEICの点数を短期間で上げることと、英語学習に必要な時間を減らすことは別の話です。
3ヶ月でTOEICの点数を大きく伸ばすことは可能です。ただし、そのためには3ヶ月という短い期間に必要な学習時間を集中して投入する必要があります。
先ほど紹介したフィリピン留学バックワイズでの学習も、楽をしてTOEICの点数を上げる方法ではありません。1日8〜10時間勉強することで、3ヶ月で約700時間の学習をこなします。
日本で1日2〜3時間ずつ半年、1年とかけて積み上げる学習量を、1日8〜10時間の学習によって短期間に集中してこなす。これがバックワイズでTOEICの点数を短期間に伸ばす考え方です。
TOEIC対策では「できるだけ勉強しなくても点数が上がる方法」を探すよりも、必要な学習時間をどう確保するかを考えることが重要です。
「これさえやればOK」「この1冊でTOEIC800点」「英語コーチングで1日1時間で成果を出せる時短学習方法」という甘い言葉を使って、英語の情報商材を売りつける悪徳業者は今も数多くいます。
この悪徳業者達は“楽をしたい人たち”をターゲットにしています。
(参考: 3ヶ月でTOEIC365点アップという実現不可能な点数の伸びを示して集客する悪徳業者について)

英語力=勉強時間をどれだけ確保できたか
TOEIC L&R試験の勉強だけでなく、英語学習全般に言えることですが、結局のところ「勉強時間をどれだけ確保できたか」という時間管理の能力が英語力の伸びに大きく影響します。
多少効率の良い勉強法を取り入れて毎日30分勉強している人よりも、非効率的でも毎日コツコツ2時間、淡々と英語学習を続けた人の方がはるかに英語力が伸びます。
多少の効率の悪さよりも、ちゃんと毎日最低1時間以上(できれば2時間以上)の英語学習を続けられるかどうかが鍵です。
TOEIC800点を目指すなら、TOEIC試験にも慣れる
特定の公式問題集を深くやり込んで英語力を伸ばすことに加えて、TOEIC LR試験そのものに慣れることも大切です。
TOEIC LR試験に慣れていない場合、緊張や時間配分の失敗などによって、実力よりも低い点数になることがあります。
試験に慣れるために手っ取り早いのは、定期的にTOEIC LR試験を受験することです。受験料は7,810円(2026年8月時点)と決して安くはありませんが、TOEIC800点以上を目指す段階では、毎月受験することもお勧めします。
TOEIC LR試験に3回挑戦して、点数が上下50点程度の幅に収まるようであれば、そのあたりが現在の実力の目安になります。
そこからさらにTOEIC公式問題集を読み込み、聴き込みながら、次のスコアを目指していきましょう。
TOEIC800点以上を目指す方へ
この記事で紹介したように、TOEIC L&R試験の点数を伸ばすために魔法のような勉強法はありません。
英文法・英文読解を理解し、英単語を覚え、英文を繰り返し読み、聴き、音読・暗唱する。そして、そのために必要な学習時間を確保することが重要です。
この記事を書いている柴田 @HAL_Jは、オンライン英語学習塾「ハルヨン」とフィリピン留学の「バックワイズ」で、英語学習カリキュラムの設計を統括し、実際に英語教師としてレッスンも担当しています。
バックワイズでは、一人ひとりの現在の英語力と目標から、「何を、どの順番で、どこまで学ぶのか」「目標達成までにどれくらいの学習時間が必要なのか」を考え、学習カリキュラムを作成します。
また、「半年、1年とかけるのではなく、短期間でTOEICの点数を伸ばしたい」という方には、フィリピン留学で1日8〜10時間の集中学習に取り組む方法もあります。留学開始時点の英語力が不足している場合には、オンライン英語学習塾「ハルヨン」で日本人教師から英文法・英文読解・発音などを学ぶ留学前の事前学習も提案しています。
「TOEIC800点を目指したいけれど、今の英語力から何をすればいいのか分からない」「自分の場合、TOEIC800点までどれくらいの学習期間が必要なのか知りたい」という方はご相談ください。
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このあとに、TOEIC Listening Part・Reading Partそれぞれの具体的な攻略方法をまとめた記事も紹介しています。引き続きTOEIC対策を進めたい方は、そちらも参考にしてください。
TOEIC公式試験 Part毎の具体的な攻略方法に関して
長くなりましたので別記事として独立させました。
Listening Part、Reading Part、それぞれについて一通り目を通しましょう。
最短でTOEIC800点を狙う場合には、(L450点、R350点)の配分でTOEIC800点を狙うのが一番簡単です。
TOEIC900点狙いの場合だと、(L490点、R410点)の配分です。どちらもListening Partの方で高得点を狙います。
なぜならReading Partと比べると、Listening Partの方が点数を上げるのがずっとずっと簡単だからです。









