英語で授業が行われているボーディングスクールで日本語・中国語が飛び交う – 1年で学費900万円の超セレブ校の内情

【安田 峰俊】生徒たちがカップラーメンを取り合う、理不尽な罰則、学食もイマイチ…超セレブ校の「意外と残念な内部」

1年間の授業料と寮費が900万円超ということでおおいに話題になった「ハロウインターナショナル安比校」の内情を紹介する記事が面白かったので、本記事でもツッコミを入れていきます。

ハロウインターナショナル安比校は11歳から18歳(日本の小学校6年生から高校3年生)の7学年制なので、7年間通えば学費は6,000万円以上となります。この超高額な学費に見合った教育が提供されているのでしょうか。

目次

日本語・中国語の母国語が飛び交う

「授業中以外は、日本人と中国人がそれぞれ固まって、母国語で喋っています。特に日本人の男子生徒は、英語が上手ではない人が多く、日本語ばかり。休み時間に英語で話すと、他の生徒から『調子に乗るな』と仲間外れにされかねない雰囲気です……」

なぜ英語で授業が行われているボーディングスクールで日本語・中国語が飛び交っているかというと、生徒の英語力が低すぎるからです。

英語だけでやり取りを成立させるのであれば、全生徒の英語力が最低英検2級(TOEIC600点)以上は必要です。でも、ハロウインターナショナル安比校ではそういう足切り選抜も行われていなかった模様。

「ハロウ校に通わせることをステータスだと考えた親に無理やり入学させられたり、中学受験で志望校に入れず、とりあえず入学したりした日本人生徒は、日常英語もままならない子がかなりいるんです」

英語だけでやり取りするには英検準1級、TOEIC800点はほしい

英語だけでやり取りを成立させるのであれば、全生徒の英語力が”最低”英検2級(TOEIC600点)以上は必要

先程このように書きましたが、”最低”と書いているように、これでは最低限のやり取りしかできません。

そして最低限のやりとりは、母国語と比べて情報量が圧倒的に少なくなるので、陰で母国語を話しているのは想像に難くないです。

本当は英検準1級以上、TOEIC800点以上の基礎がない学生は入学させない方が良いけれど、この水準まで到達している小学6年生は基本的にいない※ので無理でしょう。

※インターナショナルスクールに通っていた小学生であれば到達していると推測。

「母国語禁止、英語のみでやりとりしましょう」は運用が難しい

「母国語禁止、英語のみでやりとりしましょう」というEnglish Only Policy(EOP)を掲げているアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・フィリピンの語学学校であります。

フィリピン留学でも「EOPが我が校の売りです!」と掲げている語学学校がいくつか有ります。

でも、「このEOPが機能するのは一番上の上級者クラスくらいでは?」と考えています。

それよりレベルが低い中上級者~初級者クラスでEOPが機能している成功事例を1例も聞いたことがありません。

英語力が上級でない生徒の場合、母国語を制限しても、結局陰で母国語を話しています。もしくは喋らなくなってただ校舎が静かになるだけです。

英語以外の学力も上がらない

「いま、一番心配なのは卒業後の進路です。正直、現在の環境では、息子が海外の名門大学に進学することは難しい。保護者の間では、国内の私立大学の国際コースくらいしか現実的な選択肢はないのではという声も出ています」

6,000万円も支払って、この成果では…。これでは普通の日本の中高進学校に入れた方が良いです。

英語力も期待していたほど上がっていないし、記事中では言及されていませんが、他の科目の理解度もかなり怪しいものでしょう。

「英語漬けの環境に放り込めば、英語が出来るようになるだろう」という一般逆転はない

「英語漬けの環境に放り込めば、英語が出来るようになるだろう」という考えで失敗してきた人たちは無数にいます。

今回紹介した「ハロウインターナショナル安比校」も新たな失敗例であると言えます。

英語学習に関して述べると一発逆転はないです。

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フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校 – 実際の教材と学習体験談を紹介

2ヶ月の語学留学で中学英文法をゼロから一通り習得できる。中学英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

中学1年生の初級レベルから日本で販売されている有名参考書を使って日本人教師のサポートによって学ぶことが出来るのが語学学校バックワイズの大きな強みです。

日本語の教材を使い、be動詞の使い分け(am, are, is)から学び直せます。

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3ヶ月の語学留学で高校英文法を一通り習得できる。高校英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

英語で高度な英文法を学ぶのは極めて難易度が高いです。

語学学校バックワイズでは日本で販売されている有名参考書を使って日本人教師のサポートによって、中学3年生レベルの知識がある方であれば、3ヶ月の留学期間で高校英文法を一通り学び直せます。

下記は英会話で使いたい”助動詞+have+過去分詞”。このレベルの表現を英会話で使いこなせるのが中級者以上の人たちです。

英文読解には欠かせない分詞構文も日本語で学べます。

3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる

語学学校バックワイズではTOEIC LR試験の公式問題集を使い、フィリピン人教師とのマンツーマンレッスンで英会話能力を高められます。その上でTOEIC試験の点数も短期間で大幅に高めることが出来ます。

日本で販売されている有名参考書を使い予習をしてからレッスンを受講するという反転授業の仕組み、そして日本人教師のサポートによって、3ヶ月でTOEIC200点アップという劇的な点数アップを可能にしています。

難易度が高いReading Partに関しては日本人教師のレッスンで英文法・英文読解の観点からサポートを行います。

他の語学学校では決して成し遂げられない学習目標

2ヶ月の語学留学で中学英文法をゼロから一通り習得できる。中学英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

3ヶ月の語学留学で高校英文法を一通り習得できる。高校英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる

語学学校バックワイズに留学することで、上記の学習目標を達成出来ます。

上記の学習目標はフィリピン留学の他の語学学校では決して成し遂げられないものばかりです。

語学学校バックワイズに語学留学をすれば、上記の目標が実現可能です。

バックワイズの学習カリキュラム総責任者である柴田 @HAL_J は10年以上フィリピンの語学学校に関わっています。その10年以上の経験を踏まえた最新の学習カリキュラムを語学学校バックワイズで提供しております。

バックワイズはフィリピンのマニラ・ケソン市に在ります。韓国人との共同経営です。

バックワイズの紹介動画

バックワイズ学習面の特徴についてまとめた動画を公開しています。約5分間の動画でバックワイズが他のフィリピン留学の語学学校とどう違うのかを確認出来ます。

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者で、セブ島にあった語学学校サウスピークの共同創業者でした。

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