フィリピン留学はフィリピンが隣の国というその近さから「1~4週間」という短期の語学留学をすることができます。
フィリピン留学は春休み(2-3月)、夏休み(8-9月)の時期は大学生や学生の留学が多いです。大学生の場合だとこの時期に4-8週間の留学をされる方が多いです。
それ以外の時期は社会人学生の割合が多いです。ゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆や年末年始の休暇を利用して1-2週間の語学留学をされる社会人の留学生も多く見られます。
また「留学予定日まで1ヶ月を切っている」場合でもお申込みいただけます。思い立った時に、会社を辞めずに留学できるという点が、「近くて」「安い」フィリピン留学の魅力です。
この記事ではそんな思い立ったらすぐに出来る「短期留学の3つのメリット」をご紹介します。
短期留学のメリット1: 英語学習の方法を学べる
最初に上げられるメリットは効果的な英語学習方法を学べることです。
第2言語習得論に基づいた語学学校バックワイズの学習カリキュラムは、「帰国子女でもなく、留学経験もない普通の日本人に最適な学習方法」を反映した内容になっています。
そのため、英文法・英文読解の学習も日本人にとって最適な日本語の教材を使用して学ぶことが出来ます。

バックワイズの学習カリキュラムに沿って勉強することで、TOEIC LR試験の点数を大きく伸ばし、スピーキング力を向上させることができます。
「薄く広くを繰り返す」学習法では英語を話せるようにはならない
日本人は「英単語帳を読み込んで、試験対策の参考書を薄く広く何度も読み通す」というのが試験対策に特化した学習法に慣れています。
TOEIC LR試験対策で言えば、英単語帳(TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ)を読み込んで、英文法の問題集(TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問)を解いて、TOEIC試験問題集(公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9)を難度も繰り返す、という学習法です。
実際この学習法をすれば、TOEIC LR試験の点数は上がりますし、受動的なスキルである聞き取り(Listening)と英文読解(Reading)を伸ばすことは出来ます。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ。日本で最も売れているTOEIC試験対策の参考書の内の1冊です。
しかし、この金フレのような英単語帳を使っての「薄く広くを繰り返す」を続けているだけでは英語を話したり、書いたり出来るようには決してなりません。
語学学校バックワイズに留学した場合、この「薄く広くを繰り返す」学習法ではなく、「深く狭くを繰り返す」という学習法を行います。この学習法は英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)すべてを高める学習法です。
一度この学習方法を体験すれば、英会話・英作文ができるようになるためにはどうやって勉強すれば良いのかを実感出来ます。そして、短期留学終了後もこの「正しい学習法」で英語力を高められ続けられます。
短期留学のメリット2: 英語学習のやる気が大幅に上がる
2つ目のメリットは英語学習のやる気が大幅に上げられることです。
普段とは異なる環境、しかも外国で学ぶ刺激は英語学習のやる気を大幅に高めます。
日本国内でも英語は学べますが、やはり英語圏で日常的に使っている外国人と英語でやり取りをすると英語学習のモチベーションが一気に上がります。
普段は日本で勉強を地道に続け、時々短期の語学留学をしたり、また海外旅行をすることで英語学習のモチベーションを高く保ち続けている英語学習者は実は数多くいます。

また短期の留学生(社会人)は、特に「ゴールデンウィーク・夏休みのお盆・シルバーウィーク・年末年始」といった期間に留学されます。
そんな貴重な長期休暇を使って「会社を辞めずに語学留学をする人」というのは、正直少し変わったおもしろい人です。
<短期留学に来る社会人学生の特徴>
・1~2週間の休暇で、英語力を高めようとする向上心/向学心がある人
・現状英語力はないが、仕事で使えるようになりたい人
・それなりの英語力はあるが、さらに負荷をかけて勉強したい人
フィリピン留学では、このような「面白くて優秀な人達」に出会うことができます。
また「フィリピン人講師との臨場感あるマンツーマンレッスン」では、オンラインレッスンやグループレッスンでは到底味わえない、講師からの厳しいフィードバックを受けられます。

短期留学のメリット3: 対面での発音矯正レッスンが行える。
3つめのメリットは対面での「発音矯正レッスン」が受けられることです。
日本人にはあまり馴染みのない「発音矯正」ですが、この矯正をフィリピン留学で行うべき理由は3つあります。
<発音矯正レッスンを受けるべき3つの理由>
理由1 正しい英語の発音を学ぶと「その後の学習」が楽になる
理由2 日本でレッスンを受けるよりも、費用が圧倒的に安い
理由3 単調な発音学習が面白いものになる
1つめの理由として、発音矯正をすることで「その後の英語学習」を効率よく行うことができます。
日本人が英語を学ぶ際の「大きな障壁」の1つがカタカナ英語の存在です。
カタカナ英語から脱却することで、正しい発音ができるようになるだけでなく、正しく単語を聞き取ることができるようになります。
2つ目の理由は言わずもがなですが、フィリピンという場所だからこそ、格安でレッスンを受けられます。
日本で受講すると1時間で20,000円近くするマンツーマンレッスンでの発音矯正レッスンを格安の料金で受講することが出来ます。
そして3つめの理由としては、講師とのマンツーマンレッスンで発音矯正をするからこそ「つまらなさすぎて発音学習が続かない」という事態を避けることができます。
対面での発音矯正レッスンは1週間でも十分な効果がありますので、これは是非体験頂きたいです。
下記は母音の/æ/ /ɑ/の比較表です。どちらも日本語の母音とは異なる発音ですので、身につけるためには練習が必要です。
発音矯正レッスンサンプル: MINIMAL PAIRS /æ/ /ɑ/: 最小の組み合わせ
/æ/ | /ɑ/ |
cat /kǽt/ | cot /kɑ́t/ 小屋、小児用ベッド |
cap /kǽp/ (縁なし)帽子 | cop /kɑ́p/ 《口語》 巡査,警官. |
Pat /pǽt/ パット 《男[女]性名; Patrick,Patriciaの愛称》 | pot /pɑ́t/ 丸くて深い陶器・ガラス製のつぼ・かめ・深なべなど |
cab /kǽb/ タクシー | cob /kɑ́b/ トウモロコシの穂軸 |
短期留学しか出来ない社会人の方へ「期間を空けて2回の留学」のススメ
会社を辞めずに留学をしたいという方には、以下の留学方法をオススメしています。
<仕事が忙しい日本人のための新しい留学形式>
手順1. 事前学習のオンラインレッスンを受講する。※英文法・英文読解の基礎力アップ
手順2. 短期のフィリピン留学をする ※モチベーションをアップさせる
手順3. 再度オンラインレッスンを受講する。※英文法・英文読解の基礎力アップ
手順4. 2回目の短期留学 ※スピーキングに特化して学ぶ
上記の英語学習法を実践出来れば「長期留学に匹敵する英語力」を身につけられます。
可能であれば、3-4ヶ月のフィリピン留学で集中的に英語を学ぶのがお勧めです。ただし、長期休暇をなかなか取れないのが日本の社会人です。
だからこそ「十分な事前学習⇒ 1回目の短期留学 ⇒ 日本国内での学習の継続 → 2回目の短期留学」という語学留学で、飛躍的に英語力を高めて頂きたいと思います。
この事前学習と短期留学を繰り返す学習計画の最大の利点は「会社を辞めずに語学留学をし、英語力を高められる」ことです。
語学学校バックワイズではフィリピン留学と日本でのオンラインレッスンの学習カリキュラムが共通※しているため、このように日本での事前学習とフィリピン留学を組み合わせた学習が可能になっています。
※日本人教師のグループレッスンのみならず、フィリピン人教師のマンツーマンレッスンで英会話・英作文のレッスン、発音矯正レッスンの受講が出来ます。


フィリピン留学の成否は事前学習の有無で決まる
「日本でもっと英単語・英文法を学習しておけば良かった」 ※語学留学したほぼ全員の学生がこう言います。
実際その通りだと思っています。上級者である私自身も過去にアメリカ・オーストラリアに短期留学をした際に全く同じことを思いました。
上級者である私ですらそうですので、初級者・中級者の方はなおさらそう思うかと思います。
準備不足の初級者の失敗確率は段違いに高い
特に初級者(TOEIC400点未満が該当)で事前学習を全くしてこなかった学生の場合、留学の失敗確率が格段に高いです。
初級者はフィリピン留学と英語学習に慣れるだけで2~3ヶ月の期間が必要になります。これではせっかくのフィリピン留学の期間を有効活用出来ません。
短期留学だとわけが分からないまま終了。3ヶ月の長めのフィリピン留学でも、慣れてきた頃に語学留学が終了です。
初級者にこそ事前学習をおすすめしたいです。私が事前学習サービス、ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)を始めたきっかけも初級者の方向けの事前学習サポートが必要だと強く感じていたためです。

(語学学校サウスピーク卒業生のコメント)
留学成功のコツは「事前学習」にあると思います。日本でできる学習を終わらせておけば、学校でのランクも大幅に上がり、受けられるレッスンの種類も増やせました。
文法や単語は日本でも学習できるので、あらかじめ予習をしておくと良いでしょう。
これは私が以前に関わっていた語学学校サウスピークの卒業生のコメントです。
語学学校バックワイズでも同じで、英語力が高い生徒ほど受けられるレッスンの種類が増えます。
初級者クラスだとどうしても、英文法・英文読解の時間が多くなります。一方、上級者クラスに行くほど、英会話の時間をより多く取れる学習カリキュラムになっています。
フィリピン留学で英会話能力を伸ばしたい方にこそ、事前学習を強くお勧めします。
高校英文法から学ぶ直す場合 ※TOEIC350-400点から学習開始する方を想定
高校1年生レベルから学習をやり直す場合、下記のような事前学習(オンラインレッスン)とフィリピン留学を組み合わせた学び方が語学学校バックワイズでは実現可能です。
- 日本での事前学習(6ヶ月、500時間の学習) ⇒ 高校英文法までを一通り学び直す
- フィリピン留学1回目(1-2週間) ⇒ 英語学習のモチベーション大幅アップ。
- 日本での事前学習・2回目(6ヶ月、500時間の学習) ⇒ TOEIC600点~700点に到達
- フィリピン留学2回目(1-2週間) ⇒ 英会話に特化して学ぶ
これでフィリピン留学5ヶ月に相当する学習が出来ます。また、留学費用も合計で50万円以上安く抑えることが出来ます。
また、仕事を辞めずに英語力を上げられることも大きなメリットです。
一方のデメリットは、フィリピン留学5ヶ月で集中的に学ぶ場合よりも2倍以上の期間(13ヶ月)が必要になることです。
語学学校バックワイズ・フィリピン留学の説明会申込み
語学学校バックワイズでの短期留学についてより詳細を知りたい場合には、下の画像のリンク先記事よりバックワイズ・オンライン説明会にお申し込み下さい。
事前学習のオンラインレッスン、ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)についても説明会には盛り込んでいます。
